
はじめに:なぜ「集客方法」と「販促策」を分ける必要があるのか?
「毎日SNSを更新しているのに、なかなか売上につながらない…」 「割引チラシを配ったけれど、リピーターが増えない…」
飲食店や宿泊業、食品メーカー、農業などの小規模事業者の皆様から、このようなお悩みをよくお聞きします。実は、その原因の多くは「集客(しゅうきゃく)」と「販売促進(はんそく)」を混同してしまっていることにあります。
実際のコンサルティング支援の現場でも、この「2つの違い」を明確に意識して施策を切り分けるだけで、大きな売上改善が実現することが多々あります。
本記事では、集客方法や販促アイデアについて、その本質的な違いと具体的な実施方法を、豊富な業種別事例を交えてわかりやすく解説します。ぜひ、自社のアプローチを見直すヒントにしてください。
第1章:集客策と販促策の違いと意味について
まずは、根本的な言葉の意味から整理しましょう。
「集客策」というのは、ズバリ「見込客を獲得する取組」のことを指します。 例えば飲食店であれば、通りすがりの人やSNSを見た人に「美味しそうだな。いつか、行ってみたいお店だな」と思ってもらい、頭の片隅に記憶してもらう(あるいはフォローしてもらう)ことです。ここではまだ、来店や購入には至っていません。
一方、「販促策(販売促進)」は、そうした見込客に対して「この際だから、今日お店に行ってみよう!」「今買ってみよう!」と具体的な行動を起こさせる取組を指します。実際に「どれだけのお客様が来店するか?」「どれだけ売れるか?」という数字をダイレクトに意識したアプローチになります。
つまり、以下のようにシンプルに整理できます。
・集客策(しゅうきゃく): 「いつか行きたい・買いたい」という見込客を獲得すること
・販促策(はんそく): 集めた見込客の背中を押し、新規客(購買客)を獲得すること
この順番が非常に重要です。見込客がいない状態(集客ができていない状態)で、いきなり「今日来てください!割引します!」と販促策ばかりを打っても、誰の心にも響かないのです。
第2章:集客と販促で使うツールは同じ?SNSやチラシの効果的な活用法
集客策と販促策では、明確に「目的」が異なることはご理解いただけたと思います。 では、「目的が違うなら、扱うマーケティングツール(媒体)も変えなければいけないの?」という疑問がわくかもしれません。
結論から言うと、それは間違いです。 InstagramやFacebook、LINEといったSNSも、チラシ(フライヤー)も、Webサイトやブログも、すべて「集客策」と「販促策」の両方に使えます。
何が異なるのかと言いますと、「発信する情報の質(メッセージ)」に違いがあるということです。
具体的な状況で相違を確認してみましょう。例えば「Instagram」を使った事例です。
【集客策としてのInstagram活用】
飲食店がこだわりの仕入れ風景を投稿したり、食品メーカーが新商品の開発秘話を投稿したりします。それを見て「いいね!」を常々してくれる方がいたとします。この方は、あなたのお店や商品に関心があり、将来お客様になる可能性が高い方、つまり「見込客」です。ここでは売り込みはせず、ただファンを育てます。
【販促策としてのInstagram活用】
さて、ある時「今週末限定!新メニューのお試し半額キャンペーン」という価格販促をInstagramで投稿したとしましょう。その際、常々「いいね!」をしてくれていた見込客のうち何人かは、「せっかくだから、この機会にお店に行ってみよう!」「この商品を買って試してみよう!」と動機付けられるはずです。そうやって実際に来店・購買してくれた場合、見込客は「新規客」へと変わります。
以上のことから、発信する情報の見せ方(売り込まないか、お得感を出すか)は違えど、活用しているマーケティングツール自体は同じで問題ないということになります。
第3章:【業種別】集客策と販促策の具体的な違いとアイデア事例120選
ここからは、実際の現場で使える「集客策(見込客づくり)」と「販促策(今すぐ客の獲得)」の具体的なアイデアをご紹介します。あなたの業種に当てはめて、明日からのSNS発信やチラシ作りのヒントにしてください。
1)飲食店の集客方法と販促アイデア 30選
飲食店は「美味しそう(集客)」と思わせ、「今日行こう(販促)」と背中を押す連動が不可欠です。
①飲食店の集客策(見込客を増やす15のアイデア)
・「音」のブランディング(ASMR): 調理音や店内の喧騒、BGMのこだわりを音声メディアやSNSで発信し、五感で「雰囲気」を売る。
・衛生・オペレーションの可視化: 清掃の徹底や、仕込みの効率化など「プロの仕事の裏側」を公開し、信頼という名のファンを作る。
・地元の職人・作家とのコラボ展示: 店内に地元の器やアートを飾り、飲食目的以外(芸術・工芸ファン)の層に「接点」を作る。

・「栄養学・機能性」の解説: 糖質制限や高タンパクなど、特定の健康ニーズに対するメニューの優位性をデータで論理的に語る。

・店舗の「歴史・建築」ストーリー: 古民家再生やこだわりの中古家具など、ハコ(建物)そのものの価値を物語として発信する。
・シズル感のある動画投稿(グツグツ煮込む絵・音、肉を焼く絵と音・魚の鮮度の表現をInstagramリールで配信)
・シェフ・店主の想いや苦労話の公開(ブログやnoteでストーリーを語る)
・生産者や産地への訪問レポート(食材へのこだわりを伝える)
・店内の雰囲気や個室の写真をGoogleビジネスプロフィールに充実させる
・スタッフの自己紹介・まかない風景の公開(親近感の醸成)
・お客様のSNS投稿を公式アカウントでシェア(UGCの活用)
・地域グルメブロガーへの取材協力(認知度の向上)
・料理の美味しい食べ方や豆知識の解説
・お店のコンセプトを表現したWebサイト(ホームページ)の整備
・家庭でできるプロのレシピ紹介・料理教室の開催
②飲食店の販促策(新規客・来店を促す15のアイデア)
・「裏メニュー」のキーワード検索: サイト内の特定ページに隠した「合言葉」を伝えると注文できる限定メニュー。
・法人・団体向け「チームビルディング・プラン」: 懇親会ではなく、共同作業(料理の盛り付け等)を含む研修用パッケージの提案。
・特定商品限定の「サブスクリプション」: 「月額定額でスープお代わり自由」など、来店のハードルを極限まで下げるフック。
・「紹介者・被紹介者」ダブル特典: 既存客が友人を連れてきた際、双方に「次回使える特別デザート券」などを進呈。
・食材ロス救済の「フラッシュセール」: 余剰食材が出た際、SNS限定で「本日限定・賄い価格メニュー」を突発的に告知。
・LINE公式アカウント登録で「初回ワンドリンク無料」クーポン配布
・「雨の日限定」のSNSゲリラ割引やデザートプレゼント
・「今週末限定!幻の◯◯入荷」といった希少性と期限を絞った告知
・誕生月のお客様へDMで特別なディナーコースの案内(特別感の演出)
・「平日17〜19時限定のハッピーアワー」など時間帯を絞ったオファー
・次回来店時に使える「期限付き」割引チケットをレジで手渡し
・「#(店名) をつけて投稿でお会計10%OFF」の店内POP設置
・ランチ利用客へ、ディナータイムに使えるバウチャーを配布
・地域の情報誌・フリーペーパーに「読者限定クーポン」を掲載
・インフルエンサーとのコラボメニュー開発と専用割引コードの発行
2)宿泊業(ホテル・旅館・民泊)の集客策と販促策 30選
宿泊業は、旅行先としての「地域の魅力(集客)」と、予約の「お得感・限定感(販促)」を使い分けます。
①宿泊業の集客策(見込客を増やす15のアイデア)
・「マニアックな趣味」への特化発信:「天体観測に最適な屋上」「野鳥撮影スポット」など、ニッチな趣味層に刺さる環境情報を届ける。

・ワーケーション設備のスペック公開: 通信速度(Mbps)や椅子の型番、モニター貸出の有無など、ビジネス層の「不安」を「安心」に変える。
・地域エコシステムの紹介: 宿が使う備品やアメニティの作り手を詳しく紹介し、エシカルな消費を求める層に訴求する。
・「静寂・デジタルデトックス」の提案: あえて「何もないこと」「電波が入らない場所」の価値を情緒的に伝える。
・宿のアンティーク・コレクション図鑑: 館内の家具や調度品の由来を1つずつブログで紹介し、意匠好きの関心を引く。
・周辺の絶景スポットや季節の花・紅葉情報をSNSで定期発信
・ドローンを使った施設や周辺の大自然の映像公開
・客室のルームツアー動画(YouTubeやTikTok)
・地域の「隠れた名店・グルメスポット」のブログ紹介
・旅館の歴史や、温泉の効能・正しい入り方の解説
・料理長が市場で旬の食材を仕入れている風景の公開
・「ペットと泊まれる宿」など特定ニーズに向けた施設の詳細紹介
・実際に宿泊したお客様の喜びの声(口コミ)の紹介
・Googleストリートビュー(インドアビュー)での館内擬似体験
・「当館での1日の過ごし方」をモデルコースとして提案
②宿泊業の販促策(予約・新規客を促す15のアイデア)
・「宿泊権のギフトカード」販売: 自分のためではなく、両親へのプレゼントや景品として購入できる導線の設置。
・平日限定「ひとり旅専用」エスケープ・プラン: 週末は受けにくい「1名1室」を平日に高待遇で提供する特別パッケージ。
・客室での「テイスティング・フライト」: 地酒や地元の茶葉を部屋で飲み比べできる有料オプションの当日提案。
・連泊限定の「ランドリー・清掃不要」割引: 環境負荷を減らしつつ、滞在日数を伸ばすための実利的なオファー。
・近隣イベント連動の「送迎・チケット付き」プラン: 地元の祭事やコンサートに合わせ、予約の面倒を一括解決する提案。
・「◯日前までの予約で20%OFF」の早割プランの販売
・空室が出た日の「直前割(シークレットセール)」をLINEで配信
・メルマガ会員限定の「アップグレード無料」キャンペーン
・「県民限定(地元民限定)」の特別価格プラン(GEO対策として有効)
・記念日・誕生日向けの「ケーキ&シャンパン付きプラン」の提案
・Instagramのストーリーズ(24時間で消える)限定のクーポン配布
・OTA(宿泊予約サイト)でのポイント倍増キャンペーンの実施
・自社サイト(公式サイト)からの直接予約で「朝食無料」などの特典付与
・地元のアクティビティ(体験教室や遊園地)とのチケットセット販売
・チェックアウト時に「3ヶ月以内の再訪で使える特別優待券」を手渡し
3)食料品製造業・加工食品の集客と販路開拓 30選
メーカーや加工食品事業者は、商品の「開発ストーリー(集客)」と「お試しのハードルの低さ(販促)」が鍵です。
①食料品製造業の集客策(見込客を増やす15のアイデア)
・「味の科学」の解説: 発酵の仕組みや、なぜこの温度で焼くのかを科学的・論理的に説明し、知的好奇心を刺激する。


・「失われゆく伝統」の記録: 地域の伝統的な調理法や道具の歴史をアーカイブとして公開し、文化的な価値を付与する。
・ファン参加型の「ネーミング・デザイン投票」: 発売前の商品の名前やパッケージ案をファンに問い、当事者意識を高める。
・「正しい保存・メンテナンス法」の伝授: 商品を最高の状態で保つコツをプロが教え、商品のファンではなく「使い方のファン」を作る。
・原材料の「スカウト記」: 最高の水や塩、スパイスを求めて旅をする様子をドキュメンタリー形式で発信する。
・工場見学や製造工程の裏側を動画で公開
・新商品ができるまでの「失敗談」や「開発秘話」をストーリーで語る
・自社製品を使った「時短アレンジレシピ」の定期配信
・使用している原材料の健康効果や栄養素の分かりやすい解説
・フードロス削減や環境配慮(SDGs)への取り組みの紹介
・製造に関わるスタッフや職人のインタビュー記事
・地域のイベントやお祭りへのブース出展(まずは知ってもらう)
・スーパーの店頭での試食販売(売り込まず、まずは味を知ってもらう)
・SNSでの「どっちの味が食べたい?」といったアンケート企画(参加型集客)
・自社製品に合うお酒や飲み物のペアリング紹介
②食料品製造業の販促策(購入・販路拡大を促す15のアイデア)
・「自分好み」のカスタム・アソート販売: 既存のセットではなく、好きな味を選んで詰め合わせられるカスタマイズ機能。
・サブスク会員限定の「サプライズ・ノベルティ」: 定期便の中にだけ、非売品の試供品や生産者の手紙を同梱する。
・異業種コラボの「クロス・セル」: 「このタレを買うと、提携先の麺屋さんのクーポンが付いてくる」といった相互送客。
・「サンキュー動画」付きQRコード: 商品到着後、梱包内のQRを読み取ると生産者が直接お礼を言う動画が流れ、リピート意欲を刺激する。
・「アウトレット・ロット」のゲリラ販売: 製造過程で出た「不揃い品」を、LINE登録者限定で不定期に格安提供。
・「初めての方限定・送料無料お試しセット」のWeb販売
・期間限定のフレーバー(春の桜味、秋の栗味など)のリリース
・「まとめ買いで1袋プレゼント」などのボリュームディスカウント
・母の日や年末年始に向けた「限定ギフトラッピング無料」キャンペーン
・人気キャラクターや他業種ブランドとのコラボパッケージ販売
・ポップアップストア(催事)での「タイムセール」実施
・定期便(サブスクリプション)の「初回半額」オファー
・ECサイトでのカゴ落ち(購入直前で離脱した)ユーザーへの割引メール
・商品レビュー(口コミ)を書いてくれた方に次回使えるクーポン配布
・「賞味期限間近」の訳あり商品をLINE登録者限定で格安案内
4)農業の直売・ブランディングにおける集客と販促 30選
農業は「生産者の顔が見える安心感(集客)」と、「旬を逃さないオファー(販促)」の相性が抜群です。
①農業の集客策(見込客を増やす15のアイデア)
・「土壌診断データ」の公開: 科学的な土壌分析の結果をあえて公開し、品質への根拠をロジカルに提示する。
・在来種・固定種の歴史探訪: その土地でしか育たない希少な品種のルーツを辿り、希少性を高める。
・農園の「サウンドスケープ(音景)」: 風の音、鳥の声、収穫の音を配信し、都市生活者に「心の平穏」という文脈で接触する。
・「家庭菜園アドバイザー」としての活動: 野菜を売る前に「育て方」の悩みに答え、専門家としての地位を確立する。
・農園内の「生態系モニタリング」: どんな虫や動物がいるかを観察し、生物多様性への貢献をアピールして倫理的ファンを作る。
・種まきから収穫までの「成長日記」をInstagramで発信

・農家ならではの「美味しい野菜の見分け方」の解説
・無農薬・有機栽培など、土作りや農法へのこだわりの発信
・農作業の風景や、四季折々の畑の美しい景色を届ける
・農業体験や収穫ツアーの開催(ファン作り)
・農園で飼っている看板犬・看板猫の紹介(親近感アップ)

・形が不揃いな野菜を使った「農家めし」のレシピ公開
・地元の有名飲食店に食材を使ってもらい、そのお店を紹介する(B2B2C集客)
・地域のゴミ拾いや草刈りなど、地域貢献活動の様子をレポート
・「農家の一日」を追ったVlog(ビデオブログ)の配信
②農業の販促策(直売・購入を促す15のアイデア)
・「収穫ウィンドウ」の予約券: 収穫時期が短い品種に対し、あらかじめ「収穫枠」を販売しておく。
・「保存食づくりセット」の同梱販売: 野菜だけでなく、漬けるための塩やスパイス、瓶をセットにして「体験」として売る。
・「容器返却」によるポイント付与: 配送箱や瓶を返却すると、次回の購入が割引になるサステナブルなリピート施策。
・飲食店・宿泊施設向け「サンプル・ボックス」: 一般消費者ではなく、地域のプロ(シェフ)に向けた初回限定の試食キット。
・「ストック用」のバルク(まとめ買い)セール: ジャガイモや玉ねぎなど、保存がきくものを10kg単位で格安販売する。
・収穫前の「先行予約割引」によるキャッシュフロー改善と確実な販売
・味は同じでも規格外のものを集めた「訳ありお買い得BOX」の販売
・旬の野菜の詰め合わせ「定期便(CSA)」の会員募集キャンペーン
・「今週末のマルシェで『SNSを見た』と言ってくれたらオマケ追加」の告知
・豊作で採れすぎた野菜の「ゲリラ・フラッシュセール」をLINEで配信
・直売所での「夕方16時以降は全品10%オフ」などのタイムセール
・BBQシーズンに合わせた「焼肉用こだわり野菜セット」など目的別パッケージの販売
・既存顧客が友人に紹介したら双方が得をする「お友達紹介クーポン」
・お中元・お歳暮に向けた「数量限定・最高級フルーツギフト」の案内
・地元の道の駅やスーパーの産直コーナーでの目立つPOP(今日のおすすめ明記)
5)ミックスすることで更に面白い集客や販促策が実現
ここまで紹介してきた業種の集客や販促アイデアは、何も農業のみで使えるもの、飲食業のみで使えるものばかりではありません。
飲食業が食料品製造業のアイデアを使うなど、ミックスすることで、オリジナルな集客や販促策が実現するでしょう。
第4章:実例に学ぶ!サービス業の広告・チラシでの見せ方の違い
ここで、私が実際に支援した現場での展開例を紹介します。飲食業、宿泊業、農業、食料品製造業のアイデアを第3章で、たくさん展開したので、少し毛色が違うところで、説明したいと思います。ここでは、整体院やサロンといったサービス業を題材にしましょう。
地域のフリーペーパーに「集客用」と「販促用」を明確に切り分けて広告を打った結果、これまでとは全く異なる見込客・新規客の獲得に成功しました。
主な情報の相違点は以下の通りです。
1)集客策(見込客の獲得)の広告

訴求ポイント: 同店を利用した場合のメリット / なれる姿 / 期待する姿
見せ方のコツ: あえて価格(値段)等を提示せず、「売り込まない」意識の広告にすることがポイントです。「このお店は、肩こりや冷え性の改善に役立ちそうだ」という専門性や安心感の印象付けに特化します。
2)販促策(見込客から新規客への引き上げ)の広告

訴求ポイント: 同店に「この際だから、今日行ってみよう」と思わせる理由
見せ方のコツ: 集客策の広告ですでに興味を持っていただいている方々を対象に、背中を押します。ここで初めて、価格のお得感や「初回限定◯◯円」といった情報を記載し、行動(予約)を促します。
第5章:集客や販促に役立つ他の概念と事例
集客や販促において、他にも役立つ情報を、たくさんご用意しています。必要に応じて、御覧いただければ、皆さんのビジネスの売上効果に必ず貢献することでしょう。
⇒【客単価アップ】飲食店・食品メーカー向け「関連販売(クロスセル)・セット販売」(部分確率)の成功事例と始め方
⇒【飲食店・食品メーカー向け】高付加価値な商品・メニュー開発の具体的な手順!ヴェブレン効果で「高くても売れる」仕組みを作る方法
⇒食品メーカーの売上を伸ばす「集客」と「販促」の基本手順と具体策【小規模食品メーカー経営者・販促担当者向け】
⇒飲食店・食品メーカー必見!集客と販促を成功に導くチラシ・フライヤーの作り方(作成方法)・デザイン・外注・相場の完全ガイド
⇒飲食店・食品事業者の「周年イベント」&「店内イベント」集客アイデア集!成功事例と企画のコツと手順
⇒食品・スーパー・飲食店向け「売れるPOP」作成の手順とコツ|手書き・無料ツール・AI活用まで完全網羅
⇒食品の「新」商品開発や「新」メニュー開発の実務手順・成功法則|企画書・フレームワーク・アンケート活用・OEMまで|小規模な飲食・食料品製造業向け
⇒売れる!加工食品・お菓子のパッケージデザインの作り方・作成方法と相場|おしゃれな成功事例も
⇒他にも、集客や販促にかかわる記事を約140件、御用意しています。皆さんのビジネスに役立てれるよう、かなり丁寧に解説していますので、御利用ください。
⇒食品事業者が展示会・商談会に出展する際の小間(ブース)内容や装飾の方法
第6章:【地域ビジネス向けQ&A】地元での集客・販促のお悩み解決
最後に、飲食店や宿泊業など「地域(ローカル)」に根ざしたビジネス特有の、集客と販促に関するGEO対策(地域検索対策)の疑問にお答えします。
Q1. 地元のお客様(商圏内の見込客)を増やすための効果的な集客方法は?
A1. 「Googleビジネスプロフィール」の最適化(MEO対策)が最強の集客策です。「地域名 + 業種(例:相模原 カフェ)」で検索された際、マップ上であなたのお店が表示されるよう、美しい写真と正確な営業時間を掲載し、口コミを集めることで地元の見込客を効率よく集められます。
Q2. 観光客向けの集客と、地元客向けの販促は分けるべきですか?
A2. はい、明確に分けるべきです。観光客(一見さん)に対しては、地域の特産品や立地の良さをアピールする「集客」に注力します。一方、地元客には「雨の日クーポン」や「ポイントカード」など、日常使いを促す「販促(リピート策)」を手厚くすることで経営が安定します。
Q3. 地域へのチラシのポスティングは、集客と販促どちらに適していますか?
A3. 記載する内容によって両方に使えます。オープン時や新メニュー発表時は「想い」を綴った集客チラシを。閑散期やイベント前には、期限付きのクーポンを付けた販促チラシを配るなど、時期によって目的を明確に変えるのがコツです。
まとめ:あなたの事業に今必要なのは「集客」か「販促」か?
1)食料品小売業の事例に学ぶチラシでの見せ方の違い
いかがでしたでしょうか。
これまでの解説を読んだ方であれば、冒頭の「八百屋のチラシ」の事例画像は、集客用なのか、販促用なのか、いずれかが理解できたのでは無いでしょうか?
答えは、集客用ですね。なぜなら、これは店頭で配布することを目的に作成した「チラシ」であるからです。オープンしたら、行ってみたい!と思っていただけるように工夫しています。余談ですが、「フライヤー」と呼ばずに「チラシ」と言った意味も重要ですから、以下の記事で確認しておきましょう。
⇒チラシとフライヤーの違い?チラシとフライヤーで集客・販促する方法とは?「飲食店・食品メーカー必見!集客と販促を成功に導くチラシ・フライヤーの作り方(作成方法)・デザイン・外注・相場の完全ガイド」
2)「集客(いつか行きたいと思わせる)」と「販促(今すぐ行く理由を作る)」
この2つは車の両輪です。SNSのフォロワーは多いのに売上が上がらないお店は「販促策」が足りていません。逆に、割引ばかりしているのに新規客が来ないお店は、そもそも見込客を集める「集客策」が抜け落ちています。
まずはご自身の事業において、今どちらの施策が足りていないのかを見極めることが、売上アップの第一歩です。
売上を伸ばすことで、「根本的な経営改善をしたい」「資金繰りを改善したい」「知恵やスキルを身につけたい」とお考えの小規模事業者の方は、ぜひ一度、現状の取り組みを見直してみてください。
初稿:2018年4月1日、加筆修正:2022年2月16日、2026年3月16日
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他にも人気の記事はこちらです。
飲食店のメニュー開発や食品メーカー(製造業)の商品開発の記事
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。













