感覚情報0.00036%へ働き掛ける記号消費販促が有効な理由

心理学者のティモシー・ウイルソン
小規模事業者の皆さんにおかれては、
彼の種々の研究結果には注目してほしいところです。
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人間は1秒間に1100万ビットの感覚情報を処理していると種々の実験で明らかにしました。
しかも、そのうち意識的に処理しているのは40ビットのみだそうです。
つまり、0.00036%のみが、意識を向けれる・・ということです。

・・ということは
消費者の購買選択は、
ほとんどの意志(選択)決定が「瞬間」であり、
論理的である判断は「ごく稀」
だと言えそうです。

このような思考においては、

食品スーパーのPOP、
食品メーカー等のECサイトの商品掲載や説明、
飲食店のメニュー選択(メニュー表)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・etc

選択の場面では
「思わず、関心をもってしまうようなビジュアル」
「思わず、興味を魅きそうな文言や画像、イラスト」
「思わず、生唾をのんでしまうようなシズル」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・etc

このような取組が重要ということになります。

よって、当所は「記号消費」というアプローチを、
顧問先等の支援先に「取り組むよう助言」しているのです。

ただ、闇雲に記号を産みだせるわけではありません。
ですから、種々の手法を説明しています。

例えば、
以前紹介したように、
店頭を通過するサイクリング客を囲い込みたければ、
サイクリング駐車場を用意することで・・
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消費者の心理に・・
「自転車を止めれる」
「サイクリング客に寄って欲しい」
そのようなメッセージを「瞬間的」に消費者の心理に、誘発することが可能になります。

例えば
柿の種という御菓子のパッケージデザインに「日産自動車の名車」をあしらえば、
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消費者の心理に・・
「日産自動車の名車が好きな私のもの」
そのような自分事の心理を「瞬間的に」日産自動車の名車好きの方々の心に、誘発することが可能になります。

例えば 亀の手味噌汁とメニュー表にあれば・・
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「えっ?これ見てみたい!」というメッセージを
消費者の「心理」に「瞬間的」に誘発することが叶います。

これらの「サイクリング置き場」「日産自動車の名車のデザイン」「亀の手の入った味噌汁の画像」が記号といわれるものです。
余談ですが、亀の手味噌汁は、正式には、カメノテガイ というものになりますので、あしからず。

なお、当方が中小企業庁長官賞を受賞した後、
鬼のようにセミナー等の依頼が増えました。

まさに、中小企業庁長官賞が「記号」であったわけです。
もっと言うと、賞の論文とプレゼンの内容も「飲食店の記号消費の誘発の仕方」でした(笑)ね。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
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そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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