ホテル・旅館の集客と販促アイデア30選「web集客」や「平日集客」を成功に導く4つのステップ

筆者が神戸出張時の定宿「ホテル花小宿」:レトロ洋風な異空間が好きで出張でも遊び心が保てます

「うちのような小さな宿は、どうやって集客すればいいのだろう…」

「多額の広告費や、豪華な設備投資なんてとてもできない…」

「いや、うちは、たくさんお金を掛けたのだけど、集客が芳しくない…」

ホテルや旅館を経営・運営される中で、このようなお悩みを抱えていませんか?インターネットで「ホテル 集客」「旅館 集客」と検索すると、大規模なリニューアルや、専門的な「ホテル web 集客」のノウハウばかりが出てきて、戸惑ってしまう方も多いと思います。

しかし、ご安心ください。小規模な宿泊施設が口コミで高評価を得て、安定した「平日 集客」を実現するための最大の武器は、「お金をかけた豪華さ」ではなく、「顧客目線に立った現場のちょっとした工夫」なのです。

本記事では「トレンド把握」「プラン企画」「web集客」「競合差別化・平日集客」の4つの視点、それから、費用をなるべく抑えながら(かけずに)実践できる具体的な集客や販促アイデアを30選、解説していきます。

インバウンド対策や口コミ向上に直結する現場の改善ノウハウも満載です。

目次

ステップ1:トレンド・ニーズ把握フェーズ:「今」求められる宿泊ニーズを知る

集客の第一歩は、「今、お客様が旅行に何を求めているのか?」を知ることから始まります。とはいえ、難しく考える必要はありません。世の中の大きなニーズの波を知り、自館の足元を見つめ直すだけで、立派なトレンド対策になります。

1)宿泊市場の「今」を読み解く:国内外の多様化する旅行者ニーズ

現在、インターネットやニュースで論じられている旅行者のニーズは、国内と海外で大きく異なり、さらに外国人旅行者の中でもエリアによって明確な違いがあります。これらを知ることで、誰に何を売るべきかが見えてきます。

①国内旅行者のニーズ

コロナ禍を経て、名所を詰め込む慌ただしい観光から、「心身の回復(ウェルネス)」や「目的特化型」の旅行へとシフトしています。「何もしない贅沢」を求めたり、サウナや美食など「一つのテーマ」を深く楽しむ傾向が強まっています。

②海外からの旅行者(欧米豪)のニーズ

彼らは長期滞在を前提とし、きらびやかな観光地よりも「日本のリアルな日常・深い文化(オーセンティシティ)」を求めます。古民家での滞在や、地域住民との交流、自然保護などサステナブルな取り組みに高い価値を感じます。

⇒インバウンドで欧米豪のニーズや、集客策、販促策を知りたい方は、こちらの記事「インバウンド(訪日外国人)集客の方法(飲食業・宿泊業・食料品製造業・農林水産業向け)」で詳しく解説しています。

③海外からの旅行者(東南アジア等)のニーズ

一方で東南アジア圏の旅行者は、自国では体験できない「四季の変化(雪や桜)」や「特定の日本食(和牛や海鮮)」「ショッピング」を好む傾向があります。また、SNSでの共有を前提としているため、写真映え(フォトジェニック)なスポットへの関心が非常に高いのが特徴です。

⇒インバウンドで欧米豪のニーズや、集客策、販促策を知りたい方は、こちらの記事「インバウンド(訪日外国人)集客の方法(飲食業・宿泊業・食料品製造業・農林水産業向け)」で詳しく解説しています。

2)自館の隠れた強み「自然景観」が旅行者ニーズにある

「うちの宿の周りには、特別な観光地も何もない…」と嘆いていませんか?実は、経営者様にとっての「何もない日常」が、都会から来るお客様にとっては「非日常の極上の癒し」(まさに、旅行者ニーズ:顧客ニーズ)になることが多々あります。

青森県「不老不死温泉」は眼前に広がる大海原の景観が人気の宿

・事例と裏付け

マーケティングの世界では「リフレーミング(枠組みの捉え直し)」という心理的手法があります。例えば、宿のすぐ裏を流れる川の音が「うるさい」と感じていたとしても、都会のお客様にとっては「心地よい自然のホワイトノイズ(ASMR)」として、深い眠りを誘う最高のヒーリング要素になります。

・具体策

「窓を開ければ川のせせらぎが聞こえます」と、OTA(予約サイト)や自社サイトの「自然景観における優位性」として積極的にアピールしましょう。宿泊した方にしかわからない臨場感を言葉や写真で伝える努力が、強力な集客ツールに化けます。

3)インバウンド(訪日外国人)の富裕層ニーズを取り込む

「外国語が話せないから…」とインバウンド対応を避けていると、大きなチャンスを逃してしまいます。現在の訪日外国人、特に欧米豪の富裕層は、きらびやかな高級ホテル以上に「日本のリアルな日常や文化(ローカル体験)」を求めています。

・具体策

豪華な設備は不要です。「周辺の田舎道を散歩する」「地元の人と囲炉裏を囲む」といった、小規模宿だからこそできる「ありのままの体験」が彼らの心に強く刺さります。

⇒インバウンドで欧米豪のニーズや、集客策、販促策を知りたい方は、こちらの記事「インバウンド(訪日外国人)集客の方法(飲食業・宿泊業・食料品製造業・農林水産業向け)」で詳しく解説しています。

4)自然がなくても勝てる!都市部・市街地ならではの「利便性×特化型ニーズ」

では、都心部や市街地など、豊かな自然景観がない宿はどうすれば良いのでしょうか。答えは、「都市部ならではの現代人の悩み」に特化することです。実際に次のような旅行者ニーズがあります。

・事例1:忙しいビジネスパーソンへの「極上の睡眠」ニーズの充足

景観がないなら、あえて「外からの光や音を完全に遮断できること」を強みに変えます。遮光カーテン、高級マットレス、自分に合うものを選べるオーダーメイド枕などを揃え、「日々の疲れをリセットする、究極の睡眠確保プラン」と打ち出せば、多忙なサラリーマンの強力なニーズを捉えることができます。

・事例2:地元の飲み屋街(ディープスポット)とのアライアンス

宿の中で完結させず、周辺の飲食店を「巨大な自館のダイニング」と捉えます。「地元民しか知らないディープな居酒屋はしご酒マップ」を作成し、飲み歩きを前提とした「翌日12時までのんびりレイトチェックアウトプラン」を作れば、自然景観がなくても立派なエンターテインメントになります。

ステップ2:ターゲット・企画深掘りフェーズ:ニッチな需要を突く宿泊プラン開発

トレンドを把握したら、次は「誰に、どんな価値を提供するのか」を絞り込みます。ここで重要なのは、アイデアは会議室ではなく「日々の現場」に落ちているということです。

1)売れる「宿泊プラン」はどう生まれる?日常の気づきを企画に変える3段階

「新しい宿泊プランを作ろう!」と意気込んでも、なかなか良いアイデアは浮かばないものです。プラン開発(商品開発)の種は、毎日のようにお客様と接している現場のスタッフこそが握っています。以下の3段階で思考を整理してみましょう。

・段階①:お客様の「負(マイナス感情)」を観察する

お客様が何を不便に感じ、何を我慢しているかを観察します。「よくフロントに〇〇を借りに来る」「忘れ物に〇〇が多い」「本当はもっと寝ていたいのに、朝食のために無理やり起きている気がする」。あるいは小さな乳幼児連れと宿泊されたお客様の場合は、「離乳食を人肌に温めできない」「オムツが足りなくなったけど、近所で買えるところが無い」などです。

これらはすべて、プラン開発の強力な種です。

・段階②:ターゲットを極限まで絞り込む

「ファミリー向け」といった大きな括りではなく、「初めての赤ちゃんの旅行で、荷物が多くて不安なお母さん」くらいまで具体的に想像します。

・段階③:自館の資産と掛け合わせ、解決策を「ネーミング」する

先ほどの「負」を解消する特典を付け、具体的なプラン名にします。例えば、「【パパママ安心】オムツ使い放題&離乳食温めサービス付き・手ぶらで温泉デビュープラン」といった具合です。

日常の小さな気づきが、ニッチで熱狂的な需要を突くヒットプランのネーミングになり、そして、その中身(内容)を実現するように取り組んでいくことが重要です。

⇒なお、ネーミングには、コツや使えるフレームワークがあります。詳しくは「保存版】売れる商品名の付け方|飲食店・食品メーカーのネーミング成功法則を心理学・顧客価値・法的リスク・相場感から徹底解説」を確認しておきましょう。

2)顧客目線への転換!「都合運営」からの脱却

小規模な宿ほど、限られたスタッフで回すために「お食事は18時から」「お布団はチェックイン前に敷いておく」といった、事業者側の都合(オペレーション)を優先してしまいがちです。こういった都合運営から脱却できるかも、愛される宿泊への近道です。

・事例と裏付け

経営学の「サービス・ドミナント・ロジック」という考え方では、「サービスの価値は、お客様と一緒に創り上げるもの」とされています。観光で歩き疲れて「まずは座ってお茶とお茶菓子を楽しみたい」と思っているお客様の部屋に、すでに布団がドーンと敷かれていたらどうでしょう?くつろぐスペースがなく、不満に直結します。

・具体策

予約時やチェックイン時に「お布団は先に敷いておきましょうか?それとも夕食時に敷きましょうか?」と一言確認する(選択権をお客様に委ねる)だけで、顧客満足度は劇的に向上します。

⇒サービス・ドミナント・ロジックについては、こちらの記事「【事例付】顧客価値(存在価値)とは?選ばれる飲食店・食品メーカー・小売店のコンセプトの作り方」で確認しておきましょう。

3)ターゲット層に刺さる「思いやり注意喚起」の工夫

例えば、館内でのトラブルを防ぐための「走らないでください」「大声を出さないでください」といった注意書き。これらは必要ですが、言い方一つで宿の印象は天と地ほど変わります。

・事例と裏付け

心理学の「フレーミング効果」(同じ意味でも表現を変えるだけで相手の受け取り方が変わる効果)を活用します。「走るな・騒ぐな」という禁止の表現(ネガティブ・フレーム)は、お客様を萎縮させます。

・具体策

ファミリー層が多い宿で、上記のような画像の案内であれば、「床が滑りやすくなっています。大切なお子様のお怪我を防ぐため、ゆっくり歩いてくださいね」といった「思いやり」を滲ませた表現に変えましょう。「この宿は私たち家族を気遣ってくれている」という安心感に変わり、リピートに繋がります。

4)予約の決め手となる「主力メニュー」の特長化

「うちの料理のウリは何ですか?」と聞かれて、即答できますか?「和洋折衷です」「地元の食材です」という曖昧な答えでは、お客様の記憶には残りません。

・事例と裏付け

マーケティング用語で「USP(独自の強み)」と言います。他館にはない強烈なウリがなければ、数ある宿の中から、見たい、体験したい、食べたい!と言った衝動が生まれませんし、また記憶にも残りません。

・具体策

あんこうの宿「まるみつ旅館https://www.marumitsu-net.com/」:画像はあんこうの蒸し肝

「地元の食材」というだけではなく、「〇〇農園の朝採れ〇〇を使った、うちの料理長特製の〇〇鍋」といったように、「なぜこれを主力とするのか」の理由を論理的に語れるメニューを一つ作りましょう。それが口コミで広がる「パワー料理」となり、予約の強力なフックになります。上記の画像では、サブネームが「あんこうの宿」と命名するように、「あんこうなら、この旅館!」が体現されている事例です。

⇒売りのメニューを開発するには、こちらの記事「食品の「新」商品開発や「新」メニュー開発の実務手順・成功法則|企画書・フレームワーク・アンケート活用・OEMまで|小規模な飲食・食料品製造業向け」がおススメです。

⇒売りのメニューの記憶に残る盛り付けや彩りは、こちらの記事「【事例付】記号消費を活かした飲食店・食品メーカーの集客・販促ガイド|観光客を惹きつけるブランド価値の作り方」がおススメです。

5)日常以上の「特別感」を演出する飲料用のお水

見落とされがちですが、口コミ評価を密かに下げてしまうのが「お部屋の飲料水」です。近年、一般家庭でもミネラルウォーターや高性能な浄水器が当たり前になっています。

・事例と裏付け

品質管理の有名な理論に「狩野(かのう)モデル」というものがあります。この中で、水は「満たされていて当たり前、不十分だと強い不満を引き起こす(当たり前品質)」に分類されます。宿の水道水がカルキ臭いと、「せっかく旅行に来たのに家より美味しくない」という強烈なマイナス体験になります。

・具体策

飲料用には必ずミネラルウォーターのペットボトルを用意するか、冷水筒に美味しいお水を入れて提供するなど、「自宅以上のスペック(特別感)」を演出しましょう。

6)ターゲットを明確にした「色彩や色調」の最適化

フロントやお部屋の「色」は、無意識のうちにお客様の満足度を左右します。

・具体策

ファミリーや温かみを売りにするなら「茶色やオレンジなどの暖色系」を中心に。カップルや高級感を狙うなら「シックな暗めのトーン」など、ターゲット層の属性や、将来どういう宿として口コミされたいかを意識して、クッションや壁紙、照明の色調を見直してみましょう。

事例:暖色系を中心に整えたフロント(湯瀬ホテル)

⇒パッケージデザインの記事「売れる!加工食品・お菓子のパッケージデザインの作り方・作成方法と相場|おしゃれな成功事例も」は、ターゲットに合わせて、どう顔を考えるかの視座があります。参考にしてください。

⇒色彩や色調の決め方は、こちらの記事「食品パッケージデザイン「色」の決め方!売れる色彩心理・配色比率・タブーを解説」が参考になります。

ステップ3:販促・デジタルマーケティング技術フェーズ:「ホテル web 集客」を強化する

素晴らしいプランやサービスができたら、それをWEB上で発信します。ここで重要なのは、宿が一方的に宣伝するのではなく、「お客様と一緒に価値を創り上げ、広めていく(価値共創マーケティング)」という視点を持つことです。

1)SNSやLINEを活用した「価値共創マーケティング」の実践

価値共創とは、企業(宿)と顧客が双方向でコミュニケーションを取り、共にサービスの価値を高めていく考え方です。これにはInstagramやLINEなどのデジタルツールが非常に相性良く機能します。

・事例:キビオ峠の星空ツアー(価値共創の成功例)

岐阜県にある温泉旅館「駒の湯:下記画像」では、立地する宿のすぐ傍の星空が綺麗に見渡せるポイントを活かし、星空観賞ツアーを実施しています。ここでの素晴らしい工夫は、単に星を見せて終わるのではなく、「プロ仕様で撮影した星空とお客様の写真を、後日Instagram等を通じてダウンロードできるようにしている点」です。

https://komanoyu.com/lp/:岐阜県「駒の湯」

・どのような効果があるのか?

お客様は感動の体験を美しい写真とともにご自身のSNSで発信します(口コミの自然発生)。宿側もSNSやLINEを通じて「次は秋の星空も綺麗ですよ」と交流を続けることで、「またあの星を見に行きたい」「あの宿の人に会いたい」という感情が醸成され、強固なリピーター(ファン)へと育っていくのです。

2)お客様と一緒に宿を作る「クラウドファンディング」の活用

資金調達の手段として知られるクラウドファンディングですが、実は「最強の価値共創・集客ツール」でもあります。そう、お客様と「こういった宿泊プランを作りたい」「こういった施設を作りたい」が叶えられるのです。

・事例と効果:(参考:CAMPFIREでの宿泊施設プロジェクト事例

秋田県にかほ市の「白滝旅館」

こちらの事例のように、「こんな宿を作りたい」「地域のこんな課題を一緒に解決してほしい」という想いを公開することで、完成前から「応援者(ファン)」を集めることができます。「リターン(返礼品)」として先行宿泊チケットなどを提供すれば、それがそのまま集客になります。また、「支援してくれたお客様と一緒に良い宿にしていく」というプロセスを共有することで、開業後も彼らが熱心なアンバサダー(口コミ発信者)となってくれるのです。

3)DIY(セルフビルド)空間やGoogleビジネスプロフィールでの発信

①SNSで拡散される!セルフビルド(DIY)で作る温かい空間

高級ホテルと同じように、多額の費用をかけて業者に内装を頼む必要はありません。むしろ、小規模宿ならではの「手作り感(セルフビルド)」が、強力な集客ツールになります。

・事例と裏付け

行動経済学における「イケア効果」をご存知でしょうか。人は、完成品を与えられるよりも、手間暇かけて作られたプロセスやストーリーを感じるものに、より高い価値や愛着を感じるという心理です。当事務所のデータでも、安易に外注に頼らず、セルフビルドの要素が増すにつれて顧客満足度が向上することが明確になっています。

・具体策

完璧でなくても構いません。スタッフで壁紙を貼る、地元の木材を使って手作りの看板や装飾を作るなど、温かみのある空間を作りましょう。こうした「作り手の顔が見える温かい空間」は、お客様が思わず写真を撮りたくなる「SNS映え」を生み、「旅館 web集客」を自然と加速させます。

事例:セルフビルドで壁紙(湯瀬ホテル)
事例:セルフビルドで種々木材で全体装飾(湯瀬ホテル)

②基本を網羅!Googleビジネスプロフィール等の活用

「ホテル 集客コンサル」に高額な費用を払う前に、自館で無料でできるWEB集客の基礎(足腰)を固めることが最も重要です。

・事例と裏付け

現代のマーケティングには「ZMOT(Zero Moment of Truth:ゼロの真実の瞬間)」という理論があります。これは「お客様は、宿を予約する(来店する)ずっと前の、スマートフォンで検索した瞬間にすでに意思決定をしている」という考え方です。

・具体策

まずは、現在のWEB検索の主力である「Googleビジネスプロフィール」の運用を徹底しましょう。前半の章で改善した「思いやり注意喚起」のPOPや、手作り空間の写真をアップするだけでも立派な販促です。「ターゲットにとって存在価値のあるサービスか?」「心情に響くチラシやWEB掲載文になっているか?」といった基本をひと通りチェックして発信を続けることが、最強の集客戦略になります。

ステップ4:競合比較・レベニューマネジメントフェーズ:「ホテル 平日 集客」と差別化のアイデア

平日の稼働率を上げるために「安売り(値引き)」をしてしまうと、宿の体力を奪うだけでなく、ブランド価値も下げてしまいます。ここでは、ルールを守りながら自館の強みを最大化し、どんな立地でも平日集客を成功させるアイデアを解説します。

1)温泉やお風呂の「機能性」アピールと、注意すべき「薬機法」

お風呂の魅力(機能性)をアピールすることは他館との強力な差別化になりますが、「書き方(表現)」には法的な注意が必要です。

・「言えること」と「言えないこと」の境界線

温泉の効能や、人工鉱石(ゲルマニウムやラジウムなど)の効果をWEBやPOPに記載する際、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」および「景品表示法」を遵守しなければなりません。

・×言えないこと(NG例)

「ガンが治る」「〇〇病に効く」といった、医療行為や特定の疾病の治療を暗示する表現は、たとえお客様の体験談であっても法律違反となります。

・〇言えること(OK例)

天然温泉であれば「温泉分析書に基づく適応症(疲労回復、冷え性など)」を記載できます。人工鉱石の場合は、「遠赤外線効果で体を芯から温める」「温浴効果により筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせる」といった、物理的な温浴効果の範囲内での表現にとどめ、必要に応じて公的な学術論文の引用を用いるなど、事実に基づいた誠実な訴求を心がけましょう。

・事例と裏付け

マーケティングの基本に「ドリルを買いにきた人が欲しいのは、ドリルではなく『穴』である」という有名な格言があります(ベネフィットの提示)。お客様が欲しいのは「泉質の成分データ」ではなく、「日頃の疲れがどう癒やされるのか」という未来の体験です。

⇒ドリルの格言は、ジョブ理論というもので話題になります。こちらの記事「ジョブ理論とは?わかりやすい具体例と飲食店・食品・宿泊業・農業での「ジョブの見つけ方」(顧客価値の発見)」で詳しく解説しています。

2)地域格差を跳ね返す!「都市部・市街地」の平日集客アイデア

自然豊かな地方であれば、地域のアクティビティ(祭りや自然体験)と連携して平日集客を図ることができます。しかし、自然景観もアクティビティもない「都市部のホテル・旅館」はどうすれば良いのでしょうか?

・対策1:近隣の「人気個店」とのBtoB連携

自館に強みがないなら、地域の力(他店のブランド)を借ります。例えば、行列のできる近隣の有名ベーカリーと提携し、「平日限定:〇〇ベーカリーの焼きたてパンが朝食で食べられるプラン」を作ります。お客様には喜ばれ、宿側は朝食の調理オペレーションを削減でき、パン屋さんも平日の大口売上が立つという「三方良し」の戦略です。

・対策2:完全プライベート空間を活かした「推し活・趣味没頭プラン」

都市部の若者を中心に大流行しているのが「推し活(アイドルやアニメキャラの応援活動)」です。平日の安い日を狙って、友人同士でホテルの部屋に集まり、大画面プロジェクターでライブ映像の鑑賞会を行います。「防音完備・大型プロジェクター&ブルーレイ貸出・持ち込み自由プラン」を作れば、自然景観など一切関係なく、平日から若年層のグループ客を獲得できます。

3)地域アクティビティとの連携で「ホテル 平日 集客」を実現

地方の宿が、値引きに頼らず「平日 集客」を実現するカギは、地域のアクティビティとの連携にあります。

・事例と裏付け

近年、特に40代前半以下の若い世代は「宿を決めてから遊びを考える」のではなく、「やりたい体験(アクティビティ)を決めてから、その近くの宿を探す」というフローが一般的です。また、経済学の「取引コスト理論」の観点から見ても、お客様は「宿の予約」と「アクティビティの予約」を別々に行う煩わしさ(手間)を嫌います。

・具体策

宿の周辺で開催されるお祭りや、星空観賞、果物狩りなどのイベントと積極的に協業しましょう。そして、ここが重要ですが「単にパンフレットを置く」だけでなく、「宿の予約と同時にアクティビティの予約も手配できるプラン」を作ることです。お客様の煩わしさを解消してあげることで、「この宿に泊まる理由(目的)」ができ、平日でも指名買いされるようになります。

集客編:見込み客を獲得する!「ホテル web 集客」アイデア15選

ここでは、まだ宿を知らない人に「見つけてもらい、興味を持たせる(リードジェネレーション)」ためのアイデアを、検索ボリュームの多い「ホテル 集客」や「旅館 web集客」 といった視点から展開します。

1)検索・MEO(マップ検索)対策

①ZMOT理論に基づくGoogleビジネスプロフィールの最適化

・根拠: ZMOT(Zero Moment of Truth:顧客は来店前にネット検索で既に意思決定しているという理論)。

・具体例:「ビジネスホテル 集客」の基本。外観だけでなく、朝食の湯気が出る動画や、コンセントの位置がわかる写真を掲載し、予約前の不安を払拭します。

②ロングテールキーワードを狙ったブログ記事(コンテンツSEO)

・根拠:パレートの法則(ニッチな8割の需要が売上の大部分を占める)。

・具体例:「一人旅 旅館 部屋食 歓迎 理由」など、ピンポイントな悩みに答える記事を公式サイトに書き、検索流入(見込み客)を自動で集めます。

③ネガティブ検索の先回り解決(両面提示の法則)

・根拠:メリットだけでなくデメリットも伝えることで信頼性が増す心理効果。

・具体例:「当館は駅から遠いです。しかし、その分〇〇の絶景と静寂をお約束します」と明記し、ミスマッチを防ぎつつ共感する層を集客します。

2)SNS・認知拡大策

④ザイオンス効果(単純接触効果)を狙ったInstagramリール

・根拠:接触回数が増えるほど好感度が高まる心理効果。

・具体例:流行りの楽曲に乗せて「スタッフの裏側」や「客室清掃の丁寧さ」を短い動画で定期発信し、潜在層の記憶に残します。

⑤ハロー効果を活用したマイクロインフルエンサー招待

・根拠:ある対象を評価する際、目立ちやすい特徴(インフルエンサーの権威)に引きずられて評価が高まる現象。

・具体例:フォロワー数万人規模の「サウナ特化」「子連れ旅行特化」のインフルエンサーを招待し、ニッチな見込み客にリーチします。

⑦UGC(ユーザー生成コンテンツ)誘発キャンペーン

・根拠:ウィンザー効果(第三者を介した情報の方が信頼されやすい)。

・具体例:「#〇〇ホテル」をつけて投稿すると次回使えるクーポンを進呈、などお客様自身に宣伝マンになってもらう仕組みを作ります。

⑧ナラティブ・トランスポーテーション理論を用いたYouTube動画

・根拠:物語(ナラティブ)に没入することで、態度や行動が変容する理論。

・具体例:単なる施設紹介ではなく、「ある老夫婦が記念日に当館を訪れて過ごす1日」といったストーリー仕立ての動画で感情に訴えかけます。

3)ターゲティング・プランニング策

⑨ペルソナ・マーケティングによる「目的特化型プラン」の提示

・具体例:「ホテル 平日 集客」 対策として、「リモートワーク専用:モニター・高反発チェア・コーヒー飲み放題プラン」など、平日動ける層の目的を作ります。

⑨互恵性の原理を活かした地域店舗とのコラボプレゼント

・根拠:人は何かをもらうとお返しをしたくなる心理。

・具体例:地元の酒蔵と組み、SNSで「宿泊券&地酒セット」のプレゼント企画を実施。酒蔵のファンを自館の見込み客として獲得します。

⑩OTA(予約サイト)のアルゴリズム最適化

・具体例: じゃらんや楽天トラベルの「宿ログ」や「フォトギャラリー」を頻繁に更新し、アクティブな施設としてプラットフォーム内での露出(検索順位)を上げます。

4)リードナーチャリング(見込み客育成)

⑪「旅行前」のLINE公式アカウント登録誘導

・根拠:パーミッション・マーケティング(事前に許可を得た顧客にのみ情報を送る手法)。

・具体例:サイト上に「周辺の穴場観光マップをLINEで無料プレゼント」と設置し、まだ予約していない見込み客の連絡先を獲得します。

⑫バーチャルツアー(Matterport等)による知覚リスクの低減

・根拠:知覚リスク(購入して失敗したくないという心理)の払拭。

・具体例: WEB上で館内を歩き回れる3Dツアーを導入し、「思っていたのと違った」という予約前の離脱を防ぎます。

⑬ダイナミックプライシングの「見せ方」工夫(アンカリング効果)

・根拠:最初に提示された数字(アンカー)が基準となり、その後の判断に影響を与える効果。

・具体例:「通常期〇〇円 → 今なら閑散期につき〇〇円」と基準価格を明示し、お得感を演出して予約サイトへのクリックを促します。

⑭プレスリリースによるアジェンダセッティング

・根拠:メディアが報じたニュースは、大衆の中で重要な課題として認識される理論。

・具体例:「日本初!〇〇ができる宿泊プラン」など話題性のある切り口でPR TIMES等に配信し、メディア経由での認知を獲得します。

⑮季節の先取り(カレンダーマーケティング)

・具体例:ユーザーの検索行動は旅行の2〜3ヶ月前にピークを迎えます。紅葉や桜のプランは、検索キーワードが伸びる前にWEB上に公開し、先行して見込み客を刈り取ります。

販促編:顧客を獲得しファンに変える!「ホテル 販促」アイデア15選

ここでは、獲得した見込み客に「予約を決断させる」、あるいは宿泊したお客様に「感動体験を与えてリピーター(ファン)にする」ための販促アイデア を解説します。

1)予約を決断させる(コンバージョン)販促

①損失回避の法則を活用したOTAでの見せ方

・根拠:人は「得る喜び」よりも「失う苦痛」を2倍強く感じる理論(プロスペクト理論)。

・具体例:「残り1室!」「この価格は本日まで」といった限定性を強調し、予約の先延ばしを防ぎます。

②カチッ・サー効果(理由付けのヒューリスティック)

・根拠:理由を添えられると、人は無意識に要求を受け入れやすくなる心理。

・具体例:単なる割引ではなく「〇〇周年記念だから」「外壁工事で少し景観が悪いから」と明確な理由を添えることで、怪しまれずに予約(コンバージョン)を獲得できます。

③おとり効果(デコイ効果)による単価アップ

・根拠:明らかに選ばれない選択肢(おとり)を混ぜることで、売りたい商品の成約率を上げる心理効果。

・具体例:「松(3万円)・竹(2万円)・梅(1万円)」のプランを用意すると、真ん中の「竹」が最も売れやすくなります。

④初期値バイアス(デフォルト効果)を利用した平日販促

・根拠:人はあらかじめ設定された標準(デフォルト)の選択肢をそのまま受け入れやすい心理。

・具体例:日曜日の宿泊プランの初期設定を「月曜12時レイトチェックアウト付き」にしておき、「ホテル 平日 集客」 の予約ハードルを下げます。

⑤フット・イン・ザ・ドア・テクニック(小さな要求から始める)

・具体例:予約時は最低限のシンプルな素泊まりプランでハードルを下げ、チェックイン時のフロントで「+〇〇円で朝食つけられますが」とアップセル(販促)を行います。

2)体験価値を高める販促

⑥ピークエンドの法則に基づく「お出迎え・お見送り」の演出

・根拠: 経験の印象は「感情の絶頂時(ピーク)」と「終了時(エンド)」で決まるというダニエル・カーネマンの理論。

・具体例(画像事例): 部屋に入った瞬間の「手書きの折り紙メッセージ」が最初のピークを作ります。ビジネス利用で疲弊したサラリーマンの心に強烈な「癒し」という感情的価値を提供しています。

ビジネスホテルでの「お出迎え」の取組

⑦授かり効果(保有効果)による愛着の形成

・根拠:人は自分が所有したもの(または所有できそうなもの)に高い価値を感じる心理。

・具体例(画像事例):バスタブのアヒルちゃん。「大事に育てて頂ける方はぜひ連れて帰って下さい」という秀逸なコピーにより、単なる備品が「自分だけのペット(思い出の品)」に昇華し、帰宅後も宿を思い出す最強の販促ツールになります。

ビジネスホテルでの授かり効果(保有効果)の事例
ビジネスホテルでの授かり効果(保有効果)の事例

⑧イケア効果(DIY効果)を取り入れた体験型サービス

・根拠:自分で手間暇かけたものに高い価値を感じる心理。

・具体例:女性客に色浴衣を自分で選んでもらう、朝食でオリジナル海鮮丼を作れるようにするなど、「お客様が参加する余白」を作ります。

⑨返報性の原理を用いたサプライズ提供

・根拠:予期せぬ親切を受けると、お返し(良い口コミやリピート)をしたくなる心理。

・具体例:「雨の中ありがとうございます」と温かいおしぼりとお茶をすぐ出すなど、期待値を少しだけ超えるサービスを提供します。

⑩アイデンティティ・ベースド・マーケティング(自己認識へのアピール)

・具体例:「環境に配慮する私」「家族を大事にするパパ」といったお客様の自己認識を満たすため、サステナブルなアメニティへの変更や、お子様への表彰状(宿泊記念)プレゼントを行います。

3)リピート・紹介を生む(ロイヤルティ向上)販促

⑪サービス・リカバリー・パラドックス

・根拠:ミスやクレームに対して迅速かつ誠実な対応をすると、最初からミスがなかった場合よりも顧客満足度が高まる現象。

・具体例: OTAでの厳しい口コミから逃げず、真摯に返信し改善の報告を行うことで、それを見た他の見込み客への強力な「信頼・販促」になります。

⑫メンタルアカウンティング(心の家計簿)を突く次回クーポン

・根拠:人はお金の出どころや使い道によって、価値の感じ方が変わる心理。

・具体例:チェックアウト時に「次回使える1000円引き」ではなく、「館内のお土産屋で使える1000円分の金券(物理的なチケット)」を渡すことで、再訪の動機付けを強くします。

⑬間隔効果(スペーシング効果)を狙ったアフターフォロー

・根拠:一度に大量の情報をもらうより、間隔を空けて接触する方が記憶に定着しやすい理論。

・具体例:宿泊の3日後にお礼のメール、3ヶ月後に「季節が変わりました」のハガキ、1年後に「記念日ですね」のLINEを送るなど、接触タイミングを設計します。

⑭社会的交換理論に基づくリファラル(紹介)プログラム

・根拠: 人間関係は「報酬」と「コスト」のバランスで成り立つという理論。

・具体例: 紹介した側にも、紹介された側にもメリット(例:双方に地元特産品プレゼント)がある仕組みを作り、お客様の口コミハードル(コスト)を下げます。

⑮コミュニティ・マーケティングの導入

・具体例: 宿のファン同士が交流できるSNSグループやオンラインサロンを作り、「ただの宿泊客」から「宿を応援するアンバサダー」へと育成します(前述の価値共創マーケティングの実践)。

事例研究:奥入瀬渓流の氷瀑ツアーと周辺宿から学ぶ

下記の画像のツアーに参加した顧客に、調査をしたことがあります。「なぜ、今の宿を今回、選択しましたか?」と尋ねると、「氷瀑を見るツアーに参加したいから、この宿を選んだ」という回答が返ってきます。

宿が目的地に出来ない状況の小規模な旅館やホテルは、この顧客行動を深く考察することが、筆者は重要だと考えています。宿泊施設が単なる「寝る場所」ではなく、「目的を達成するための最適なプロセス」として選ばれているという視点に着想しましょう。

この消費行動は、「顧客価値」や「価値共創マーケティング」などの学術的思考を用いると、非常にクリアに説明することができます。以下の3つの視点から紐解いてみます。

・視点①:ジョブ理論と「顧客価値」の転換(手段目的連鎖モデル)

マーケティングにおいて、顧客は「商品そのもの」ではなく「その商品がもたらす結果」を買っていると考えます。

・ジョブ理論(Jobs to Be Done):顧客は「ふかふかのベッド」や「広い部屋」を求めているのではなく、「氷瀑の絶景を、スムーズかつ快適に楽しむ」というジョブ(用事・課題)を解決するために、この宿を「雇って」います。

・手段目的連鎖モデル:「宿に泊まる」という属性(手段)は、「氷瀑ツアーの出発点として便利」「冷えた体をすぐ温泉で温められる」という結果(機能的価値)を生み、最終的には「非日常の感動を味わう」「最高の冬の思い出を作る」という顧客の最終目的(情緒的・自己実現的価値)につながっています。宿は、究極の目的を達成するための「不可欠なピース」として価値を持っています。

⇒ジョブ理論は、こちらの記事「ジョブ理論とは?わかりやすい具体例と飲食店・食品・宿泊業・農業での「ジョブの見つけ方」(顧客価値の発見)」で詳しく解説しています。

・視点②:S-Dロジックと「価値共創マーケティング」

伝統的なマーケティング(モノ主導)では、宿が「部屋という価値」を一方的に提供し、顧客がそれを消費して終わりでした。しかし、このケースはサービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック)の典型例です。

・文脈価値(Contextual Value)と使用価値(Value-in-use): 価値は宿の部屋の中にあるのではなく、顧客が「氷瀑を見る」という文脈のなかで宿を利用した時に初めて生まれます。

・価値の共創(Co-creation):宿は、立地の良さ、ツアーへの送迎、冷えた体を温める温泉や食事という「価値提案(バリュー・プロポジション)」を行います。一方の顧客は、その提案を受け入れ、実際に氷瀑を見て感動し、宿に戻ってリラックスすることで「最高の冬の体験」を完成させます。つまり、企業(宿)と顧客が一緒になって「樹氷体験という総合的な価値」を創り上げている(共創している)状態です。

⇒価値共創マーケティングの視点は、こちらの記事「【事例付】顧客価値(存在価値)とは?選ばれる飲食店・食品メーカー・小売店のコンセプトの作り方」で詳しく解説しています。

」で詳しく解説しています。

・視点③:マーケティング心理学からの視点

顧客の心理的な動きに焦点を当てると、宿選びの背後には以下のような心理バイアスや効果が働いています。

・フレーミング効果:同じ宿でも「駅から徒歩10分の宿」と見せるか、「氷瀑ツアー専用デスクがあるベースキャンプ」と見せるか(=枠組み・フレームを変えるか)で、顧客が感じる魅力度は劇的に変わります。今回の顧客は、後者のフレームでこの宿を評価しています。

・ハロー効果(後光効果):「氷瀑の絶景」という圧倒的にポジティブな体験の期待値が後光(ハロー)となり、それに紐づく「宿」全体の評価や期待感も無意識のうちに引き上げられます。

・メンタルアカウンティング(心理的財布):顧客の頭の中にある予算は「単なる宿泊費」の財布ではなく、「一生に一度の樹氷旅行」という特別な財布から出ています。そのため、目的(ツアー参加)を確実に達成できる宿であれば、多少宿泊費が高くても価格受容性が高くなる(価格競争に巻き込まれにくくなる)という心理が働きます。

初稿:2020年1月10日

加筆修正:2023年3月15日 、2026年3月19日

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久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

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