小さなパン屋の公正競争規約守らない常態化

フレシュベーカリーの個人や小規模事業者の皆様

このタイトルにビビッと反応された方は
規約を守らないことが常態化しているか?
あるいは、
えっ!何ー?と興味津々か?

いずれかでは無いでしょうか。

もし、前択なら
早急に改善しましょう。

例えば、食パン1斤

『包装食パンの表示に関する公正競争規約』では、食パン1斤=340g以上
このように定められています。

それにも関わらず、例えば一ヶ月の単純平均が、これを下回るようだと問題です。

実際、社団の調査では、これを下回るお店が続出。

一方、平均値は達成も、平均値が中央値を上回っていることも問題です。

それは、圧倒的に重量が重い340g以上の食パンを稀に用意し、意図的に下回るものを大量に販売することで、平均値を動かしているとも言えそうだからです。

そのような場合、標準偏差、つまりバラツキの程度が大きくなるわけです。今一度、真摯な対応を心掛けたいところですね。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

おすすめ記事

PAGE TOP