事実表示で得る「広告効果」を意識する

ローソンの店頭広告

1秒に2個?
まっ1度 体験してみるか。
まっ1度 食べてみるか。

まんまと購入してしまった方も多いのでは無いでしょうか。

業務スーパーの天然酵母パン

1日1万本売れるというPOPが掲示されています。
思わず、どれ、体験してみるか。
こちらも まんまと購入してしまった方も多いのでは無いでしょうか。

業務スーパーは全国 約700店舗ですから、概ね、店舗あたり14個(3斤1本)売れていることになります。冷静に考えると 多少大げさな広告な感覚です。

実際、私の支援先のベーカーリーは2社ありますが、いずれもヒット商品となれば、1日100個は余裕です。その感覚と照らし合わせると、意外と大した数字じゃない。

ただお店に来店された多くの御客様は、あらかじめ 何買おう?と決めて来店しない方がほとんどです。そのような2次データや1次データが多勢。

つまり、何となく買い物しながら、「えっ?そうなの?食べて見て試したい!!!!」

そのように思わせれば良いわけですから、チャレンジ購買に一定の効果がありそうです。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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