アンケート等を実施する際の目指すべき回答者数の決め方(エクセルダウンロード可能)

 支援先で良くある質問への回答として掲載しておきます。何かしらの調査を行う際に、回答数を、どのように決めたら良いですかとのこと。それは、以下のエクセルを使ってください。

サンプル数の決め方.xlsx

この使い方について説明します。

 例えばA町に立地するB店が、A町の方々の嗜好に合わせたメニュー開発を行いたいと考えたとします。その場合、A町在住の方の「消費動向」や「嗜好(好み)」を何かしらのアンケート等で調査することになるでしょう。

 例えば、このA町の人口が100万人で合った場合、エクセルの最上段には100万人を入力します。

 ここにある要求精度や信頼率について、理解がある方は、この数字を変化させていただいて良いと思います。解らない場合は、そのままにしておきましょう。

この場合、A町の消費動向や嗜好を知るには、384人のサンプル数が必要であるということです。逆に言うと、このサンプル数を確保して初めて、有効な参照データーとして当初の目的である「メニュー開発」に活かすことができるのです。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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