その他

bc工房株式会社

依頼内容

同社は、脚本家の倉本聰氏や多くの著名人、さらには、全国有名旅館230軒の顧客等を抱える椅子を中心とした木製家具の製造卸売業です。2019年の台風19号の影響が甚大で、その復旧過程から、支援に入ることになりました。支援依頼は多岐に渡り、復旧のための予算の確保(融資、補助金)、そのための事業計画策定、さらには、売上回復のための需要開拓支援へと続きます。

(被災後の建物は、山斜面に流された)

支援内容

復旧過程では、被災した椅子を中心とした家具の修繕を助言し、顧客名簿を基にした「大々的な復旧セール」を行うようサポートしてきました。台風19号の復旧のさなか、2020年には感染症の影響もあり、集客には苦戦しましたが、被災商品総額 約30,000,000円を売上に変えることが叶いました。その後、事業の更なる発展のため、既存事業と相乗効果の高い「新しい事業」を築き上げることになります。それがホテル事業です。本社がある旧藤野町は、古くから芸術の町として、町おこし運動を行ってきたこともあり、陶芸家や絵本作家など多数の作家が移住しています。これらの方々が週末に行う多様なイベントを目的に、来場されるお客様も後を絶ちません。その観光拠点の1つとして定着しているbc工房は、これらの顧客層からの要望に耳を傾ける形で、このほど、この事業に参入する意向を固めたのです。現在、事業再構築補助金を申請中です。採択不採択にかかわらず、事業性があるために参入、さらには、その後の需要開拓もサポートしていきます。余談ですが、本業の椅子を中心とした家具製造とのシナジーですが、そもそも飲食店のリフォームや、旅館やホテルからのオーダーメイド家具等の製造も業務用で行っていた点にヒントがあります。

支援実績

台風19号被災からの復旧、復興において、経営者や経営陣の心のサポート(寄り添い)を行う一方、復旧や復興で必要な資金調達を、全て実現してきました。また、その調達における説得材料である事業計画書や、補助金の申請書も全て起案してお手伝いしました。また、復旧過程での売上確保、復興過程での売上確保においては、チラシ、ホームページの2つのツールをフル活用し、何とか2年間で総額200,000,000円程度を確保できる支援が叶いました。今後は感染症影響を踏まえ、事業を再構築していくサポートを継続する一方、経営者が高齢のため、潤滑な事業承継へと、支援の駒を進めます。

⇒ほか、食品・飲食関連事業者事例はこちらを クリック

契約形態

個別課題対応型から顧問型支援

同社所在地

神奈川県 相模原市

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

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