依頼内容
東京都八王子市の京王めじろ台駅近くに立地する同店の商圏顧客層は、単身の高齢化が進んでおり、なじみの常連客が毎年減少する事態になっている。結果、売上も厳しいものであった。同店が新たに囲い込みたい２０歳から４０歳の顧客層には、本格的な和食コース料理は、なかなか受け入れてもらえず、打つ手を失っていた。そんな中、店主の奥さんが事務所に訪れ、長期的に「経営が安定するまで」との話で、支援を行うこととなった。
＊現在は経営が安定し、支援をお休みさせていただいている。
支援内容
そもそも、ストアコンセプトが無かった。体に優しいという緩い視点は存在したが、お客様に魅力的な店創りには弱いものであった。そこで、何度も何度も同店の料理を食し、店主との議論の末、「出汁（だし）」に大きなコダワリがあることを理解した。そこで「出汁を楽しむ和食店」として、再スタートすることとした。無論、その視点に合わせメニューは全て見直しを掛けた。また、本格的な和食店としての日々だと、なかなか新規客をつかむことが難しいと考え、月に１度だけ「居酒屋デー」として、居酒屋的な利用が可能な日を設けていただいた。合わせ、SNSをはじめ種々の販促活動を、手取り足取り丁寧に伴走支援した。
支援実績
「出汁を楽しむ和食店」はメディア「ウケ」が良く、種々のメディアに紹介されることとなった。また「居酒屋デー」では、近隣商圏を中心に評判になり、遠くは他県から訪れる客も増えてきた。仕入れしている漁師や生産者のお話会をセットにするなど、仕掛けは多様とし、多くの新規客を獲得することとなった。売上は、落ち込んでいたこともあるが、２倍以上にはなり、安定して成長している。
契約形態
顧問型
同社所在地
東京都 八王子市
