依頼内容
創業から1年がたった頃、愛甲商工会の専門家派遣が切っ掛けで出逢った。今後の更なる成長を模索する中で、次の一手を模索していた。更なる成長のためには、新商品の開発、さらには、その商品の拡販が必要になるが、なるべく種類を増やすという取組は避けたいとのことであった。つまり、何かしら1種の商品が、売上の8割を占めるなど、ラミエットと言えば「???」といった商品を創り上げていきたいとのことである。既に、同店にはバターケーキという売れ筋があるが、これを上回るお菓子を創造したいとのことで、継続的なサポートに入っていくことになる。また合わせて労務管理(パートのシフト、休日の設定等)など、経営全般にも助言することとなり、経営全般のサポートを行っている。
支援内容
ラミエットと言えば「???」といった商品を創り上げるためには、ラミエットというお店が、地域の洋菓子店の中で、どのような存在価値を担うのか、さらには、地域の他の洋菓子店を含めた品揃えの中で、開発しようとする商品が、どのような存在価値を担うのかについて、当所の進める存在価値発掘ツールを使い、掘り起こしていった。また、創業から休まず走り続けてきたことは、尊敬に値するが、これからも長く地域で商売を続けるためには、お店の休日や、御家族とのプライベートな時間等も重要なことを諭し、休日確保における売上の減少可能性の額を明確にし、それ以外の日や曜日に、どのように穴埋めしていくのかについて、種々の販促策や集客策について助言を行っていった。
支援実績
自店や、地域の洋菓子店の品揃え全体の中で見出した「存在価値」を具現化する商品開発を継続してサポートしている。これまではアイデアを具現化するために、さくらんぼ分割法や、多属性態度モデル一部活用により、あるべき商品像を具現化してきた。現在、その価値を見出すべく商品開発を継続して伴走している。また、休日を穴埋めする販促策や集客策が機能し、休日をしっかりと確保できるようになったほか、旅行など数日、お店を休むことも可能になった。これは、想定した日時に、想定した施策で、想定した売上を確保する能力を培った結果であり、いわゆる売上コントロールができる(需給の平準化)ようになったのである。結果、パートやアルバイトのシフト管理等も苦慮せず、行えるようになった。
契約形態
個別課題対応型支援
同社所在地
神奈川県 愛川町