依頼内容
同社は米菓製造業である。セブンイレブン等のコンビニエンスストアでも上記画像の商品に出逢ったことがある方も多いのではないでしょうか。現社長が先代から事業を継承してから、生産性の向上、営業力強化を着実に実現し、ある意味、飛ぶ鳥落とすような快進撃である。しかしながら、売れば売るほど、売上が上がれば上がるほど、歩留まりが増え、収益性の圧迫要因になっていた。そこで、この状況を打開できないかと、相談を持ち掛けられた。
支援内容
同社からの最寄りの大手食品スーパー ベイシアの菓子バイヤーに当所からコンタクトを取り、割れ煎餅や、割れビスケットなどを取り扱う売場を構築するよう働きかけた(約10年前は、ベイシアには無い売場)。その上で、同社商品のみでは、売場が成り立たないと判断したため、同社とともに小規模な菓子メーカー数社に働きかけ、「割れ」などの歩留まりを、商品化するようお願いして回った。一方、同社においては、単なる割れ煎餅ではなく、割れ煎餅でも「一定の品質と価値」を持たせる商品化が必要と指導し、単なる割れ煎餅に留まらないよう、商品化を支援した。
支援実績
同社からの最寄りの大手食品スーパー ベイシアにはじまり、サミットなど大手食品スーパーに展開が叶った。その商品は、下記画像のものであり、割れ煎餅の中でも「一定の品質と価値」を持たせる商品化(特にパッケージデザイン)が実現した。この商品名「すてません餅」は、当所がネーミングしており、お客様の購買動機を誘発するものとして機能した。また当時、多くのメディアに取り上げられた。
契約形態
個別課題対応型支援
同社所在地
埼玉県 川越市