依頼内容
「商工会の会員事業者への支援メニュー(支援プログラム)を、会員個社の経営レベルや実情に応じて開発したい。どのように進めていけば良いか?助言してほしい!」
支援内容
逗子市の個社の実情を知るための経営状況把握書(同商工会では経営の健康診断書と呼称)を議論しながら作成を支援した。さらには地域の活況度や業種別の景況感等を把握するために「地域経済動向調査書」の作成を支援した。また逗子市には、製造業等と比較して、飲食店や小売店、各種サービス業等が多く散在するため、「商圏分析書」を作成し活用することとした。
この3つの調査を経年に渡り実施し、個社の業績(とくに売上、営業利益)や経営分析指標(とくに売上高成長率、営業利益成長率)と突き合わせて重回帰分析を行うことで、逗子市内に拠点を置く事業者の、経営における「パターン」や「影響度」を分析している途中です。
この分析結果の精度を高めるために、今後も調査対象の個社数を増やしていく必要がある一方、経営における「パターン」や「影響度」の傾向が見えてきているため、その傾向を踏まえた個社支援メニュー(プログラム)の開発を支援しています。
支援実績
逗子市に拠点を置く事業者の売上や利益の極大化、さらには売上高や営業利益成長率の向上に貢献する「経営活動のファクター」が明確になってきたため、個人や小規模事業者向け支援メニューや補助金制度等の設計を進めているところです。
また、この取り組みは、神奈川県の藤野商工会、愛甲商工会、秋田県の潟上市商工会、美郷町商工会等々に拡がりを見せています。
契約形態
個別課題対応型支援