農業

葉山島落花生収穫祭

依頼内容

神奈川県相模原市の葉山島地域では、古くから在来落花生の栽培が盛んであった。しかし、農業者の高齢化とともに、徐々に栽培農家が減少し、今では、一部の農家と、家の軒先で栽培する程度となってしまった。そんな中、同イベント主催の農業者グループは、種の保存と、落花生文化の継承の起爆剤にすべく、葉山島落花生収穫祭と称して、一般の消費者への啓発啓蒙と、地域の観光を両面で捉えたイベントを、長年開催してきた。ただ、長年実施してきたものの、参加者は地域住民の一部など、限定的で、更なる認知度の向上と、広範な地域からの集客が課題となっていた。

支援内容

大きく3つの視点で、これまでサポートしてきた。1つ目はイベント内のコンテンツの見直しである。具体的には「イベントそのものの存在価値」を「消費者目線」で整理し、すべてのプログラムが、誰を想定した内容なのかを明瞭にしてきた。2つ目は、その価値を広く訴求する種々の集客策の実施支援である。集客策と販売促進策は別のものであるという概念を理解してもらい、見込客を獲得する活動である集客策と、見込客に「この際だから行ってみよう!」と思わせる販売促進策を2段階構成で仕掛けていった。活用したツールは、無料イベントのポータルサイトや、種々のSNS、チラシの起案と配布である。発信する情報が重要で、その情報の根幹が存在価値ということになる。3つめは、来場者アンケートを「消費者の負担なく」実施する段取りと、その結果の分析を助言した。

支援実績

写真にあるように、毎年大盛況なイベントへと導くことができた。入場制限を設けるほどである。何よりも大きな成果は、広く関東全域から、わざわざ来場する顧客が、5割を超えたことである。結果、地域の方々に「落花生は、まだやれる!」「農業でも、地域を盛り上げれる!」といった機運が定着していった。

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契約形態

個別課題対応型から顧問型支援

同社所在地

神奈川県 相模原市

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