依頼内容
同社は、元々、食品卸問屋(2次店)であった。卸売業の未来に不安を感じ、地元愛媛の柑橘を使った食品製造に参入したい意志があった。参入にあたり、「長く、しっかりと、自信をもって売っていける」商品開発を行いたい意志があり、支援することとなった。
支援内容
切っ掛けづくりとして、2品の開発支援からスタートした。具体的には、愛媛の柑橘を使った競合商品は売場に溢れているため、競合商品の嗜好や食味・風味、量目パッケージデザイン等々を伴走で調査分析し、ポジショニングマップ等により「愛媛の柑橘類の加工食品」の空白地帯を見つけ出した。また、既に柑橘系の加工食品を食している消費者の嗜好を把握する調査を行い、健康志向の視点で「インサイト」を発見した。
支援実績
2品の新商品が開発当初から実現した。消費者調査から発見した健康志向のインサイトや、柑橘系加工食品の空白地帯を踏まえた酢飲料であった。下記写真の商品においては、環境省のモデル事業として、多方面のメディアに紹介されるなど、卸売業からメーカーへの華々しい業態転換が実現できた。
契約形態
個別課題対応型
同社所在地
愛媛県 宇和島市