久しぶりに、
小規模事業者が活用できる「ビジネス本」を紹介します。
食に係わるビジネスにおいては、
本当に様々な場面で、色彩や色調等々、悩まされる場面が多いですね。
例えば加工食品のパッケージにおいても、
色が違うだけで、売れ行きが全く異なるというテスト販売には、
もう何度も立ち会ったものです。
飲食店においても、
店頭の看板の色彩を変えただけで、
集客に大きく寄与した!
そんな体験も多々。
想定する御客様の心理は多様でしょうが、
ある程度、大まかに分類できる可能性がある以上、
「色」で集客や販促を考えるのは、重要なことだと判断します。
さて、
私も、多くの書や文献で、色について勉強してきましたが、
個人や小規模事業者が読みやすく、そして具体的なアクションをとれる書には出逢った記憶がありません。
そんな中、
今回紹介している「色の心理学」は、とても有効だと思います。
色が表す感情や、その感情を踏まえた活用方法など、
個人や小規模事業者の方々が、直ちに試せるアクションも想像でき、満載です♪
オススメのポイントを整理すると以下です。
・再現性がある
誰でも、取り組める内容です
・読みやすい
個人や小規模事業者の皆さんが寝る前や、アイドルタイムなど、気軽にチャレンジできる文量です
書籍名:色の心理学
出版社名:枻出版社
著者:龍仁ひとみ
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。