小規模店繁盛の品揃えコツ紹介

支援の中で、上手く事が運ぶと嬉しいものです。
そして、その手法を他店でも共有することで、再び成功の連鎖が、私の支援に厚みを増してきます。

今回は、近年の「繁盛するお店」の品揃えについて、紹介します。

ポイントを先に紹介します。
「可能な限り、ラインもアイテムも絞ること」です。
例えば、先日紹介したばかりの、「マフィン専門店」、過去にも紹介した「どら焼き専門店」も、ラインとアイテムを絞った極端な例でしょう。

また、「ちすいかふう」というハチミツ屋さんがいますが、
この方も、たった1種のハチミツ1万円超えを、お客様におススメする理由として明確にし、
商売を拡大出来ている事例です。
https://www.instagram.com/shinrabanshou_honey/

最初に抑えなければならないのは、ECサイトのアマゾンや楽天、ヤフーショッピングのようなモールには鼻から叶わないということ。
無論、リアルにおいても同じで、量販店の食品スーパーをはじめ、ベビー用品店、和菓子店にも叶わないということです。

何が叶わないかというと、代表例を紹介すると下表でしょう。
・仕入れ予算が、大手と比べると少ないので、品揃えを増やすにも限界がある
・価格優位性も、大手に比べ規模の経済が働かないので、期待できない
・・・・・etc

挙げればキリがないでしょう。

そこで、おススメしたいものが、その真逆の戦略であり戦術です。

簡潔に書きますと、極端、以下くらいに絞れ!ということです。

洋菓子店:3~5種 10点まで
和菓子店:3~5種 10点まで
小物雑貨店:台所用品なのか、選択用品なのか、お風呂用品なのか、服飾関係なのかまで絞る
食料品店:お米が得意なのか、スナック菓子が得意なのか、日配生鮮品が得意なのかまで絞る
・・・・・etc

品揃えのコツは、
自分自身やスタッフや身内が実際に使用したり、食し、
本当におススメするものだけに絞るというような 取組が必須
です。

例えば、私は納豆が大好きですが、
その中でも、津久井在来大豆の納豆の味が忘れられません・・

つまり、お客様のために、品揃えした方が良いだろう・・
そのような発想での安易な品揃えは、お店の個性を損ないます。

何度も過去に紹介したように、小規模店は、店主個性=お店の個性です。

従って、自分が納得したもの1つに特化すべきなのです。
私が仮に食料品店をする場合、納豆売場は、この津久井在来大豆の納豆1本にするでしょう。

極端、そういうことです。
自分が納得したものであれば、お客様におススメする理由は、腹の底、心の底から
溢れ出るものです。

また、POPも容易に充実させることができるでしょう。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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