認知的不協和を踏まえた必然性訴求でヒット商品やメニューを産み出す思考が整理可能

飲食業、食品製造業、農業者の売上獲得支援をしている中小企業診断士の久保正英です。

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なんとなく 消費しているお客様
お客様は、記号消費している、あるいは、させられている。

セミナーや支援先で記号消費の仕方を助言するのは、「最初に手にする時の切っ掛け作り」のため。

*2回目以降の来店や購買は、「自店や商品の存在価値」次第。このように何度も記事やセミナーで紹介してきたところです。

記号消費を誘発できるスキルが備われば、新規客との出逢い方としては、最良の策だと判断します。

しかしながら、ひとたび 手にすれば!
そして、食せば!
泉のようにわき上がる消費者の疑問や確認したいこと。

なんで、この会社が、オススメするのだろう?
なんで、このひとが、オススメするのだろう?
なんで、この地域がオススメするのだろう?

美味しければ 美味しいで、なんで、美味しいのだろう?

このあたりが合点いきたいのが、賢い消費者なのです。
グルメな消費者なら、よりこの傾向が強まります。

つまり、認知的不協和。

さて、例えば 函館の支援先にいくたびに思うこと。まずは画像を御覧ください。

なんだかわかりますか?函館と言えば イカ漁船、そしてイカめし等の加工品。

函館に観光に訪れた消費者は概ね、海を見渡すと「イカ漁」の船を目にすることでしょう。旅館やホテルの夕食には、イカの刺身に舌鼓を打つことでしょう。

そんな風情を旅程で感じるからこそ、多くの消費者は「函館は、イカだから、イカの加工品をお土産に買って帰ろう・・」と思考するのです。

当たり前のことを書いていますが、実は多くの小規模飲食店や食品製造業の皆さんは、このあたりが欠落しています。日常業務に流され、意外と見落としている論点なのです。

まとめます。

売れる食品やメニューの商品開発を手掛けたいのであれば・・

・あなたの地域が
・あなたが
・あなたの会社が

オススメする 確固たる理由付けが必要なのです。その理由こそが、必然性と言えます。

==では、ご理解いただいたかの確認として、質問です==

Q:真逆の沖縄県で、観光客向けのイカの加工品提案は、適切なのでしょうか?

A:消費者の認知的不協和の論点を整理し、必然性としてPRできれば適切です。

考察:

函館でとれるイカは スルメイカです。生まれは 沖縄と台湾あたりだと言われています。北上したところを 函館で水揚げされているのです。

つまり、沖縄は、イカと何の所縁も無いことはないのです。そこを、プロモーションメッセージにのせれば、合点いく理由付けが叶うはずです。

必然性
それこそが、食品の商品開発に、なくてはならない要素の一つなのです。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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