飲食業、食品製造業、農業者の売上獲得支援をしている中小企業診断士の久保正英です。
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飲食店支援で、必ず相談の1つにある「売れる集客できるメニューの開発」の手法。この手法を解りやすく説明していきます。
アプローチは、いくつもありますが、今回は、「誰が見ても売りにしている食材がわかる」というアプローチです。
言い換えると「誰がみても 売りが、わかりやすいシズル!」と言えますね。
実際の事例と共に紹介していきます。
事例① カツカレー

カツカレーのメイン食材は何でしょうか。トンカツですね。ですから、このメイン食材が1番目に入るようなボリュームを意識していただいています。
事例② エビ天丼

エビ天丼の売りは、エビですから、エビが目に入るように表現していただいています。
以上、事例を紹介しましたが、売れる、集客できる、メニュー開発のコツの1つである「メニュー名反映法」は、以下の論点を充足できているかということです。
・メニュー名称に登場する食材に「脚光」をあてる
・メニュー名称に登場する食材の使用量を「消費者の事前期待を超える」量で表現すること
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ほか、商品開発やメニュー開発で必要な売上や集客につなげたい方向け記事を用意しています。一覧はこちらを クリックしてください。
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。