他飲食店の人気メニューを自店に取り入れる際の留意点(嗜好のステージ踏まえる)

支援先で良く相談受ける内容の1つに
「他店の人気メニュー」を自店にもカスタマイズして取りいれるのはどう思うか?

そのような相談があります。

この記事をご覧の飲食店の方でも、同様な相談がしたい方もいるかもしれません。

さて、一般的に売れている人気のメニューには概ね以下のような要因があると私は判断しています。

・メディアやwebで話題になったから・・
・その「お店」の主要顧客層に適合するメニューであるから・・
・現代の嗜好や志向に添ったものだから・・

無論、まだまだ挙げれば切りが無いのですが、このくらいにしておいて話を進めましょう。

まず1つめ。
御店が、メディアやwebで話題になったわけではありませんので、
他店の人気メニューをアレンジして取り入れたところで、売れる確率は相当低いと言えます。

2つめ。
御店の主要顧客層が、その他店の人気メニュー検討先の主要顧客層とマッチしていれば、
売れる可能性があります。

無論、マッチしていなければ売れないでしょうね・・。

3つめ。
これは、見定めれば、GOとなるでしょうか。

見定めるとは、どういうことかというと、以下のどのステージまで、
その嗜好や志向が継続するのか?ということです。

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ステージ①話題:1年前後
ステージ②流行り/傾向:3年~5年程度
ステージ③習慣/慣習/伝統:10年以上
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嗜好や志向を判断するのは、その「時点」です。

その時は、正解でも、数ケ月後は、どうなるか?

例えば、昔、団子三兄弟 という歌がヒットし、それをまねた「串刺しの団子」や「串刺しの饅頭」等々は流行ったものでした。
しかしながら、1年もならないうちに、串刺し団子や饅頭は姿を消したことを覚えています。

従って、ステージ②にまで達するだろう!
そのような見定めが出来た場合に、GO!の回答をしてもいいんじゃないか。

そのように判断します。

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今回のキーワード:飲食店,マーケティング,販売促進,商品開発,メニュー開発,集客,食品,広告宣伝,中小企業診断士,販路開拓


久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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