飲食メニュー・加工食品開発のシズル開発とはどういうことか(その3)

久しぶりに、このタイトルで紹介します。
今回登場いただくのは、支援先の「シラス(しらす)の軍艦巻」です。

湘南エリアに立地する同店なので、
湘南シラス(しらす)が特産品の1つです。

従って、看板メニューが「シラス(しらす)の軍艦巻」なのです。

支援当所は種々のサイトで口コミ評価が悪く
最初の出会いは商工会議所の専門家派遣でした。

その後、継続してお手伝いさせていただいていますが、
このお店の看板メニューを使い、タイトルの内容を説明します。

まず、評判の悪いころの「絵」
shirasu1.jpg

現在、すこぶる評判が良い状態の「絵」
shirasu2.jpg

この2つの商品の実物を「わざわざ」用意して
来店された観光客に、どちらが食べたいか?を尋ねたところ。

30人中30人が、後者を選択したのです。

理由を尋ねると・・
・ボリュームがある
・鮮度が良さそう

概ね、この2点を指摘されます。

ここで、小規模な飲食店等が気づきたい論点は以下になります。

・メニュー開発や商品開発においては、主要原料を視覚的に際立たせる工夫が必須
・鮮度ものの場合、その鮮度が際立つ盛付や見せ方が必須
・主要原料の高さの表現(ボリューミー)は、御客様の事前期待を上回る王道のアプローチであること

支援に入った頃、私の率直な感想は、
・せっかくのシラスが目立ってない
・鮮度が良いのか否かも判断難しい

このようでした。

結局、後者の写真のように修正を加えることで
非常に評判の商品に仕上がりました。

余談ですが同店、
皿一杯にシラスが溢れている商品も「山盛りシラス(しらす)軍艦巻」として用意しています。

この評判も、上記理由と同じく好評です♪


久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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