市場動向のつかみ方(個人や小規模事業者向け)

今回は市場動向のつかみ方について
個人や小規模事業者の方々が出来ることを紹介します。

ちょうど、商工会議所管内では小規模事業者持続化補助金が公募中ですし、
商工会管内についても、これからですから、参考にしてほしいと思います。

他のページでは、顧客ニーズ、自社の強み、商品の強み等々の記載もありますので、ぜひご活用くださいね。

①市場の動向のつかみ方の考え方
 市場の動向は、先日の顧客ニーズ(こちらをクリック)で確認したお客様からの実際の声が、「市場と乖離していないか?」「市場は追い風なのか?向かい風なのか?」を確認する作業になります。

②顧客ニーズを踏まえて動向を確認する。
 方法は簡単で、今回の事例の飲食店の場合、飲食店を取り巻く環境、顧客ニーズ(こちらをクリック)で把握した事象等に関わる2次データを「インターネットの検索機能」を使って、調べて整理していきます。この飲食店の場合は次のように整理していきました。

→地域の高齢化の進展はどのような感じなのか?
立地する△△市の総人口は2015年をピークに減少傾向であることがわかりました。年齢層別の推移を見ていくと、高齢化の進展が著しいことがわかります。
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→地域の高齢化が居酒屋や外食市場にあたえる動向
 地域の外食や居酒屋の市場動向を確認するために、最新の全国消費実態調査(総務省・H26)から神奈川県△△市の外食を抜き出してみました。これは1世帯(2人)の1ケ月あたりの平均の外食に費やす消費支出額の推移を表したもので、世帯あたりの外食(居酒屋含む)支出は長期的には減少していることがわかります。
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(解釈)
 △△市では、2015年(平成27年)をピークに人口は減少(世帯も同様)しており、△△市の外食市場規模(算出方法:1世帯あたり平均外食支出額×世帯数)の実情は、減少傾向が今後も続いていくだろうとの予測が成り立ちます。
 同店としては、今後の人口減少局面において、既存顧客(高齢者)の囲い込み(来店頻度の向上)が最重要だと認識することとしました。そこでこれらのデータを材料とすることで、新商品開発や新サービスの開発を探ることとしました。

③競合の動きを確認し市場の動向を推測する
 競合の現況や今後を確認することで、市場の動向を把握することも可能です。現況は「現在の市場」を、今後は「将来の市場」を確認することになります。

 御社が競合と認識する事業者やお店を「すべて」挙げて、これらの事業者の主力商品やサービスを研究します。その上でポジショニングマップ等を活用し「視覚化」していきます。通常、散布図等を使いますが、個人や小規模事業者の場合は、感覚的にポジショニングマップにプロットしていくだけで充分です。ポジショニングマップの軸は横軸と縦軸の2軸が一般的ですが、複数の視点を持ち込む場合、3軸、4軸・・といったように、立体になってもかまいません。
 例)某飲食店の商圏は△△駅最寄りの都市型商圏であり、比較的お肉料理を中心としたPRをしているお店が多いことが特長です。また野菜料理をPRしているお店もありますが、概ね低価格志向が主流になっています。
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 また、競合の今後の方向性を推察します(競合が目指そうとしているところを推察します)。「競合がどのような商品やサービスの拡販に力を入れているか?」といったように、競合が配布するチラシや広告、ホームページやSNSの情報に目を通すことで整理していきます。その際も「視覚化」して記載することが大切です。
例)某飲食店では、宴会予約を除いては、1人や少数で来店される高齢者の方が多いです。しかしながら、近隣の競合の動きをみていると、ファミリー向け市場が活況のようです。
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