べジカフェをはじめ、栽培方法にコダワッタ野菜や果実を売りにするお店
方針として肉を扱わなかったり、少々扱ったりと、それはそれで様々で良いのですが、
お客様への認知的不協和の解消のために、以下の視点を「お客様へ伝えるメッセージ」とされると
大概のところ、店の信頼を高める情報提供に繋がっているので紹介しておきます。
ポイントは、目立たずサラっと メッセージとして「過剰摂取はダメですよ」との視点
理由1
⇒摂取すると、胃腸内で酵素が働き、私達の身体を構成するたんぱく質になるためにアミノ酸まで分解され、身体をつくるたんぱく質に再合成されます。しかしながら過剰に摂取すると、当然、アミノ酸に分解しきれないものが出てきます。
これが厄介です。
分解されなかったたんぱく質は、腸内から異物として、血中に入りこみ、各種アレルギー反応をお越し、アレルギー性鼻炎等々の病気に繋がると言われています。
理由2
⇒過剰なたんぱく質は、体内で必要ないわけですから、体外に尿として、排出されます。その際、結局はアミノ酸に分解するために、血液は酸性になってしまいます。中和するためには、カルシウムを必要とし、私達の身体の骨等々を溶かし浪費し、カルシウム不足に繋がります。
理由3
⇒そもそも、肉を多食するようになったのは、日本人は戦後です。それまでの食文化を考えると、体内酵素が、過剰な肉たんぱく質を分解する能力をまだまだ備えていないのです。
これらは、様々な論文や文献で参照できます。
それらを引用する手も良いでしょう♪
なお、私はお肉大好きです。
焼肉屋大好きです(笑)
今回の紹介は、お肉がダメ!ということではありません。
それぞれの立場で がんばって 自分の御店と相性の良いお客様を捕まえる努力をするにあたって・・
参考になれば!
そのような視点以上、視点未満でしかありません。
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今回のキーワード:飲食店,食品物販,マーケティング,販売促進,商品開発,メニュー開発,集客,食品,広告宣伝,中小企業診断士,販路開拓,販促
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。