集客最大化は到達可能性出し尽くし必要

支援先で良く聞かれることを、記事にしてみます。
「顧客を増やす種々の販促を考える際、どのような視点で検討しなければなりませんか?」

回答として1つには 以前書いた下記の記事を参考にしていただきたいところです。
そう、普遍的顧客心理の理解です。→クリックこちら

そして 今回紹介するのは次の論点です。

顧客が拡がる販促の背景と拡がらない背景
これを考えることです。

考え方は、具体的に言うと「到達可能性」を踏まえた「獲得したい顧客との接点」を検討することです。
これを見誤ると、顧客数は、どんどん縮小のスパイラルに入るわけです(-_-;)

例えば下記の内容を一緒にイメージしてみてください。
1 森林保全活動をする団体が、森で目の前のお客様に『森林保全が大切です!』と言う場面
2 森林保全活動をする団体が、都内の目の前に居るお客様に『森林保全活動が大切です!』と言う場面

1 の場合、森林にわざわざ来ている段階で、森林保全が大切ですって・・ナンセンスです・・
なぜなら、わざわざ来ているわけですから、何かしら既に気づきがあっての体験でしょう。
(飲食店なら来店です)

一方、2のアプローチなら、関心が無い方が、あるいは関心を持ち始めた方々を対象に加えることができます。

何が言いたいか!なんですが・・
森林保全を大切に思っている人に森林保全!
健康を気にしている方に健康!
それでは新規の御客様を囲い込めないということです。

飲食店に置き換えてみましょう。
あなたの御店に来店する新規の方を増やしたければ、御店で吠えててもダメなのです。
来店してほしい方々が属するコミュニティーや場等々を探すことが最重要です。

例えば 3~10歳の子連れのファミリー層を獲得したいとしましょう。
この場合、ファミリー層に接せる場を 本気で掘り起こしていかなければなりません。
例えば、支援先では次のように 出し尽くしました。
久保正英.jpg

これは、市場細分化要件のうち「到達可能性」を検討する手順そのものです。
これで理解いただける通り、これが出来て初めて「リーチ」できる販促案を検討することができるのです。

例えば、同じポスター掲示でも、
公民館で掲示できる内容や表現と、遊園地で掲示できる内容と表現には 差異があって当然です。

それは、掲示させてくれる側のルール等もありますが、
来店されている顧客の心理や、傾向、動機等々も様々だからですね♪

うちの支援先では、販促案を検討する際、まずは「この図を出し尽くす」ことから、始めるようにしています。
皆さんの御店でも参考になれば・・。


久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

おすすめ記事

PAGE TOP