皆さんは
種々の販促策を構築する際、
あるいは、
SNS等で情報発信する際、
どのようなことを心掛けていますか?
私としては、種々オススメすることはありますが、
最低限、取り組んでいただけると「集客に効果を感じやすい」取組を以下に紹介したいと思います。
この図の中の1番左下の情報を発信することを意識してください!
つまり、御客様が知らない情報の発信です。
例えば、支援先にステーキ屋さんがあります。
ここが、頻繁に豪快な美味しそうなお肉をSNSに投稿するのですが、遅々として反応が伸びなかったのです。
そりゃそうです。
ステーキ屋がステーキを情報発信しても、そりゃステーキ屋だろ・・で興味喚起は難しいです。
ですが、上記の意識をもって投稿することで、例えばFacebookも300いいね!は いただけるようになりました。
具体的には、次のような視点で、お肉以外の写真を投稿するように心がけています。
・調味料のコダワリの話
・鉄板の掃除の話
・油汚れのヒドイキッチンの掃除の話
・美味しい他店のステーキ屋の紹介
・・・・・etc
そう、情報を受け取る側が、
想定している範囲では、興味喚起は無理です。
想定を超える情報発信、つまりは、御客様の知らない「役に立つ」情報創りを心掛けると良いでしょうねー!
なお、他の象限の説明は、後日あらためて。
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。