せっかく立案した販促も、、
集客にイマイチ貢献しない。
そんな感想をお持ちの飲食店や、食料品製造業の方々も多いのでは⁉︎
当所への引き合いの多くが、概ねこの主旨です。
下記画像は、
ミツカン酢の昔の販促ポスターなのですが、
このような景品でも、購買促進には、大きな効果があったと関係者は言います。
現代、販促策で集客が思うように貢献しない理由
それは『消費者が販促に慣れ過ぎている』
これが根本的理由と言えそうです。
地方であれ、都市部であれ、
歩けば、種々の販促が目に飛び込んできます。
ビール1杯 無料サービス
消費税還元セール
1品サービス。。etc
もう、多くの消費者は当たり前だとすら、心の奥底で解釈している気もします。
こういう時代になると、ちょっとした景品、ちょっとしたサービス、
これらは、インフラみたいなもので(汗、消費者の購買意欲には、響かない、
ここを理解して販促策を立案しなければなりません。
逆に言うと、ちょっとした景品、ちょっとしたサービスくらいなら、消費者はありがたいとも思わないわけですから、
ある意味、ムダな販促と言えるでしょう。
では、どうするか⁉︎
その方向性は大きく2つかと。
1つ
→特定の消費者が、気になって、関わりたくて仕方ない販促を立案すること
1つ
→特段、販促しないで、商品やサービスそのものの魅力を高めること
少し昔の話ですが、上段だと、
AKBの総選挙
下段だと、
iPhoneの登場など。
まっ
簡単に書きましたが、
簡単では、無いですよね(汗
大変な時代となりました。。
追い討ちが、新型コロナウィルスですしね。。
コロナ憎し
頑張っていきましょー♪
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。