飲食店のサイクリング客の集客方法は、記号化で実現可能です

私の事務所が所在するエリアでは、サイクリング客が週末を中心に賑わいます。昨日は、鎌倉、逗子地域に支援に行っていましたが、同じく、海辺のロードは、サイクリング客が平日でもチラホラ。

このような環境ですので、これらの方々をどうやって集客したら良いですか。そのような飲食店等からの質問も多々あるものです。

仮に、皆さんの御店においても、店頭の道路を、サイクリング客が多く行き交うようなら(無論、獲得したい顧客層であれば)、以下の画像のようにサイクルラックを店頭に置いてみることをおススメします。

この手法は、記号化と言いまして、その視点で整理すると以下になります。

(飲食店の基本概念)
機能:空腹を満たす
意味(記号):空腹

(今回の視点)
機能:空腹を満たす
意味(記号):サイクリング置き場

つまり、自転車が止めれるから、そのお店を利用する(消費する)のです。極端、美味しいか、空間は素敵か等々は二の次です

余談ですが、周りの飲食店が、サイクリング置き場を置いているのが常態化しているようですと、
話は別
です。

さらなる 記号化が必要になりますね。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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