支援先から先日
下画像のイベント出店に際して、どのゾーン(エリア)に出展したら良いですか?
そのような御質問でした。
皆さんはいかがですか?
私は下記画像の「注目のコンテンツ」に出るべきだと助言しました。
どんな展示会、商談会も同様なのですが、
イベントを継続していると、出展内容が例年同様であったり、
出展している事業者の顔ぶれがいつも同じなど、
マンネリ化してしまうものです。
そこで主催者は、そんなマンネリを打破しようと、言い方はともかく・・
上記のような「目玉エリア・目玉ゾーン」を設け、新しい風をイベントに吹き込み
マンネリを打破しようとするものです。
従って、
来場者の事前期待を煽るため、このゾーンのPRや集客に力を入れようとするものです。
ですから
これから、はじめて出展するよ!と御考えの事業者の皆さんがありましたら、
「このイベントは、マンネリをどこのエリアで打開しようとしているのか?」
これを考えることを忘れないでほしいのです。
どんな良い展示内容でも、来場した方と接触機会を沢山持てなければ、意味がありません。
そういう意味からも、
ぜひ、主催者の意図を読み取る努力を怠らないようにしましょう。
久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。
講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。
2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。
近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。
主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。