食料品製造業

潟上市 佃煮若旦那3者 smelt(スメルト)

依頼内容

秋田県潟上市の老舗佃煮製造会社の若手後継者グループ(佐藤食品株式会社、株式会社菅英佃煮本舗、株式会社千田佐一商店)の「smelt(スメルト):わかさぎという意味」は、わかさぎ(ワカサギ)を中心とした佃煮を製造販売しています。近年、食生活の変化や少子高齢化、人口減などにともない、全国的にも佃煮の消費量が年々減少しており、このメンバーの事業者も例外なく、苦戦しています。そこで、これらを打開すべく、何かしらの手立てを助言していただけないかとのことでした。

支援内容

まず、これら事業者それぞれの「消費者にとっての存在価値」、グループで活動する際の「消費者にとっての存在価値」を明確にしました。その上で、発信すべき情報や、あらたに産み出さなければならない商品やイベント等の方向性を明文化し、それら1つ1つを具現化するお手伝いをしてきました。商品開発やイベントの起案においては、多属性態度モデルの活用や、さくらんぼ分割法、エクスカーション法などを個社に学ばせ、自力で方向性に添った商品アイデアや販促企画案が産み出せるようにサポートしています。

支援実績

各社に「佃煮」を超えた「佃煮」を発想する文化が根付き、矢継ぎ早に、新商品や、新しい切り口の販促企画の立案が起案できるノウハウが蓄積されました。結果、佃煮業界では異質の新商品として「甘くない佃煮」をコンセプトに打ち出した「辛いジャン」という商品が生まれました。種々のイベントやメディアで話題になり、限定生産ではありますが、ヒット商品への道を歩んでいます。あわせて、ユーチューブ等の種々のSNSを活用し、グループとしての取組を紹介しつつ、佃煮業界を取り巻く地域課題や、社会課題を発信し、多くの方々の共感を得る形で、潟上市全体の佃煮事業者の活性化に言及する「ちから」を持つにいたりました。また、八郎潟(八郎湖)の地域資源であり、潟上市佃煮の主原材料である「わかさぎ」を、地域として盛り上げるべく、「わかさぎ週間」というイベントを企画し、この期間中、潟上市内の食品スーパーや飲食店で、わかさぎ料理等を堪能できるように仕向けることで、観光としての潟上市を、食を通じて起案することが実現しました。
⇒わかさぎ週間に参加した地域事業者の商品やメニューの事例

⇒ほか、食料品製造業支援事例はこちらを クリック

⇒ほか、食品・飲食関連事業者事例はこちらを クリック

契約形態

個別課題対応型から顧問型支援

同社所在地

秋田県 潟上市

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

おすすめ記事

書籍

PAGE TOP