米菓店の集客必勝パターンを紹介

さて、この○○店の必勝パターンシリーズ。
結構、読んでくれる方が多いので、嬉しいのです。

今回は 米菓店にしましょう。

さて、個人や小規模な米菓店の多くは、概ね委託製造、品揃え。
あるいは、単に仕入れて品揃え。
このパターンでビジネスを展開しているところに限って、集客苦戦、業績悪化が顕著です。
地域の中高齢者に何とか支えられ、商売を継続できているのがほとんどですね。

これらの御店に「業績改善意志がある!」という前提で紹介しますと、いろいろ試してきましたが、1つの必勝パターンが見えてきました。

それは、米菓生地そのものを、製造委託先や仕入先から仕入れることです。
その上で、店内で最終の焼成工程を「顧客の注文後」に行い、仕上げるという作業を「見せること!」が重要です。
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無論、その場で食べる注文をした方に提供するのであって(テイクアウト)、お持ち帰りは委託先で製造してもらった従来のもので結構です。
オペレーションが厳しくなるでしょうから。

いつもなら、成功した個店名を紹介したいところなのですが、支援先からNGでしたのであしからず・・。

よく、観光地で見かけませんか?
このような取組。
そう、この取組は観光地でなくても、地域の米菓店でも有効だと、ハッキリ言えます。

当方の支援先には個人の米菓子店が2軒あります。
1つは、地方の主要駅から2キロくらい離れた立地
もう1つは、都内の主要駅から700mくらい離れた路地裏の御店。

この取組を始めてから、集客人数はそれぞれ昨年対比 約18%増しです。
月次で追いかけると、まだまだ増加していますので、見立てでは50%増までいけるのではないかと思います。

そもそも、地域米菓子店は、1990年前半より、webショッピングが台頭していき、市場を奪われた顕著な例。
そこを、取り戻すためには、「わざわざ 行きたくなるよう 五感で訴える販促」が必要です。

いろいろ煩わしさがあるのが販促ですが・・・
この取組なら、現在の仕入先から「生地」を仕入れることができれば可能なので、比較的チャレンジしやすいでしょう!
ぜひ、騙されたと思って、チャレンジしてほしいのです!

この取組は、食品販売の勝ちパターンである「視覚、聴覚、嗅覚」を購買前に提供し、
購買後に「触覚、味覚」を実現する。

つまり五感に働きかけることが可能だから、うまく集客に繋がるのでしょうね♪

余談ですが、
この取組に、ある程度目途が見えたら、ぜひ、原材料にもコダワリ、
生地の製造委託先に、原料指定していくと、更に競争優位性が増していくことでしょう。

例えば、餅米は無農薬の「みやこがね」、醤油は弓削多醤油の菌が活きている醤油などなど(笑)
ますます、顧客に「ここの煎餅でなけりゃ・・!」という気持ちを醸成することでしょう!


久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

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是非、お気軽にお問い合わせください。

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