小規模事業者の確定申告時の損益計算書の読み方・理解の仕方

支援先の小規模事業者の方々は、確定申告時の決算書の解釈が難しい方も多いです。

今回は損益計算書について、解釈を紹介したいと思います。

支援先では、以下の画像1枚で、概ね理解が進みます。

ぜひご一読ください。

小規模事業者の場合、誤解を恐れずに書いてしまえば、営業利益などは適当です。

ですが、この表をご覧いただくと理解できる通り、本来なら、サラリーマン(会社員)の年収額が手元に無いといけないことになります。

税金対策で、適当に費用計上している金額と、最終の営業利益の額を積算し、これが、会社員の年収金額程度確保できているのか。ここだけは、コダワって、取り組んでほしいところです。

会社員の年収額を超えてこないと、自ら事業を実施している「嬉しさ」、これが半減するというものです。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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