飲食店メニュー表で在庫管理を上手に実施する方法方法

支援先との協業で 得たノウハウの1つを紹介しますまずは2店のメニュー表をご覧ください。

居酒屋の事例

レストランの事例

共通点が理解いただけますでしょうか。メニューブックの表紙に、オススメの料理を、グランドメニューのトップページ(表紙)に表示したものです。

通常ですと、見開きの1番左上に表示するようにします。あるいは、別途ラミネートするなどして、別立で紹介したりすることで、おススメである旨をPRします。しかしながら、上記写真の支援事例は、グランドメニューの表紙に表示してもらっています。

さて、何がわかったかというと、通常の手法だと、全フードメニューの延べ注文数に対し、せいぜい3割行けば素晴らしい!といった反応程度でしょうが、この事例のように、見開かずグランドメニューのトップページに配置したところ、全フードメニューの延べ注文数のうち、5割を超えることに成功したのです。

さて、他3店舗でも様子を見ていますが、同様に5割越えが行けそうです。これが、何を表すかですが、在庫管理に大いに活用できるということです。

1度、皆さんの御店でも、試してみる価値がある話だと思います。オススメです。

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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