記号消費から内外マーケティングを紐解く

タイトルを言い換えると、「記号消費からインターナルマーケティングとエクスターナルマーケティングを紐解く」

このようになりますね。

食品製造業の工場現場や、飲食店のオペレーションの現場では、
私が専門では無い(知見が浅い)ものの、適切な助言や指導が出来ることもあります。

マーケティングの言い方をすれば私は、エクスターナルマーケティングの専門であって、インターナルの専門では無いのです。

ただ、ラッキーなことに、
私の専門支援分野に「記号消費」があります。

これはエクスターナルマーケティングの分野で使える社会学の論点ですが、
実は、この視点が、インターナルでも使える場面が多いのです。

ですから、稀にインターナルの分野にも入ります。

念のためですが・・
インターナルマーケティング:スタッフ等を「やる気にする」経営者層等の「スタッフへのマーケティング活動」
エクスターナルマーケティング:顧客を集客したり、購買してもらうための「顧客へのマーケティング活動」

さて、なぜ、記号消費が使えるのかですが、

記号消費とは、商品やサービスを「機能」と「意味(意義)」に分解し、
消費者が、その「意味(意義)」を理解し、消費する(購買する)ことを誘発する活動だからです。

つまり、お客様にとって魅力的な情報(画像、イラスト、メッセージ等々)を事業者は発信し、
その情報を魅力的(購入する価値(意味・意義)がある」だと思った方が購買するという仕組み創りですね。

インターナルマーケティングにおいても、似ている部分があり、
働いている方に、やる気を持っていただかなければなりません。

やる気とは、事業への帰属意識の醸成であり、その会社やお店の運営に積極的に貢献したいとする想いの醸成であります。

そのために店長や、工場長などの経営層は、報酬を仕事の対価として払うわけですが、
無論、それだけでは、1人1人の気持ちを「やる気」に向かわせることは困難なことは、皆さんも一目瞭然ですよね。

従って、大切なことは、
スタッフ1人1人の立場を考え、店長や上長が、そのスタッフにとって、自社や自店で働く「意味(意義)」を見出してあげなければならないのです。

働く意味や意義は、個々人に違うものです。
その意味や意義を、店長や上長が理解したならば、
きっと適切なコミュニケーションを、そのスタッフと交わすことが可能でしょう。

それが出来れば、スタッフの帰属意識は高まるものです。

私が支援の現場で、実際に体験したスタッフの「働くことの意味(意義)」をいくつか列挙しておきますね。

・将来、起業するために、学びたい
・働いている仲間との居心地を楽しみたい(友人を作りたいなど)
・製造ノウハウを学びたい
・(単純に)おいしいものを作りたい
・せっかく働くので、好きな商品を扱いたい(商品を多くの方に知ってほしい)

・・etc

久保 正英(中小企業診断士・マーケティングコンサルタント)

加工食品事業者や飲食店等の消費者向け商売の「マーケティング」戦略立案と実行支援に日々取り組む。 支援する事業者のスキルや、置かれている事業環境を踏まえた「実現性の高い」支援が好評である。

講演やセミナー、執筆においては、「出来ることから出来るだけ実行」をモットーに、実効性の高い内容を傾聴、傾読できる。

2016年には、記号消費論を活用した「集客の手法論」を広く世間に公開し、その内容が認められ「中小企業庁長官賞」を受賞した。

近年は、存在価値論を支援研究テーマに掲げる一方、農林水産省や環境省の委員を2013年以降現在まで歴任しており、飲食業、食品製造業、農業、水産業といった業種の政策への提言も積極的に行っている。

主な著書に『飲・食企業の的を外さない商品開発~ニーズ発掘のモノサシは環境と健康(カナリア書房)』 『「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ (DO BOOKS・同文館出版)』がある。

売上を伸ばすことで
1)根本的な経営改善をしたい
2)資金繰りを改善したい
3)知恵やスキルを身につけたい

そのようにお考えの方は、
是非、お気軽にお問い合わせください。

※メールは24h受け付けています。

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